もやしというと
低価格でヘルシーな、
主婦の強い味方の食品ですよね。
もやしは色々な料理に使えるけど、
栄養はあまりないのかな…と
思っているかもしれません。
実際にもやしには
どんな栄養が含まれているのでしょうか。
この記事では
もやしのタンパク質含有量や
もやしの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
もやしのタンパク質含有量
もやし100gあたりの
タンパク質含有量は1.7gです。
大豆もやしの場合は
約3.7g含まれています。
大豆もやしは、
かぼちゃやジャガイモよりも
多くのタンパク質を含んでいます。
しかし、もやしは植物性タンパク質で
必須アミノ酸は12~38です。
※もやしの種類でアミノ酸スコアが異なります。
必須アミノ酸の中では、
特にメチオニン、
トリプトファンが少ないです。
他の食品と組み合わせて
バランスよく必須アミノ酸を
摂り入れる必要があります。
また、少しでも多く
もやしから栄養を摂り入れたい場合は
大豆もやしがおすすめです。
もやしの栄養価
もやしはあまり
栄養がないと思っていませんか?
もやしは種類によって
多少異なりますが、
主に含まれる栄養素は以下の通りです。
- ビタミンC
- 食物繊維
- カリウム
- アスパラギン酸(アミノ酸の一種)
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- カルシウム
意外にも
もやしには栄養価があるんです。
特に期待されている栄養素は
アミノ酸の一種であるアスパラギン酸です。
即効性のエネルギー源で
栄養剤の成分にも
使用されていることがあります。
また、ビタミンCも
豊富に含まれています。
しかし注意することがあり、
ビタミンCは水に溶ける成分です。
そのため、もやしは洗いすぎると
せっかくのビタミンCが流れ出てしまいます。
新鮮なもやしは
ほとんど洗わなくても
心配ないと言われています。
それでも心配な方は
さっと洗う程度で良いと思います。
もやしは加熱した方が良いの?
もやしは加熱した方が
良いのでしょうか?
実は、過度の加熱は
しない方が良いんです。
なぜなら、
もやしに含まれる成分は熱に弱く、
栄養素が壊れてしまうからです。
もやしは新鮮なうちは
生でも食べられる食品です。
長時間加熱する必要はなくて、
もやしを他の食材と炒める場合は、
最後に加えて、火を通す程度が良いでしょう。
もやしの効果や効能
もやしの栄養素から得られる
健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 便秘の予防
- 糖尿病の予防
- 大腸がんの予防
- コレステロールの低下
- 動脈硬化の予防
- 疲労回復
- 肝臓機能の向上
- 免疫力の向上
もやしには
食物繊維が多く含まれているため、
便秘の改善に役立ちます。
他にも、ビタミンCは
鉄分の吸収を促進する働きがあり、
血管を強化する作用もあります。
まとめ
この記事では
もやしのタンパク質含有量や
もやしの栄養価、効果や効能もまとめました。