キャベツは
使い勝手が良く、低価格で
私たちに馴染みのある野菜ですね。
さらに栄養も豊富という
イメージがありますが、
実際はどのような栄養が
含まれているのでしょうか?
この記事では
キャベツのタンパク質含有量や
キャベツの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
キャベツのタンパク質含有量
キャベツ100gあたりの
タンパク質含有量は2.1gです。
キャベツは植物性タンパク質で
アミノ酸スコアは53です。
キャベツには必須アミノ酸の
リジン、バリン、グルタミン酸、
アスバラギンが多く含まれています。
キャベツの栄養価
キャベツは栄養価が高い食材です。
キャベツに含まれる代表的な
栄養成分は以下の通りです。
- ビタミンC
- βーカロテン
- カルシウム
- ビタミンK
- ビタミンU
- カリウム
- 葉酸
キャベツには特に
ビタミンCが豊富に含まれています。
よりビタミンCが含まれているのは
キャベツの芯から遠い
濃い緑色の葉の部分です。
もうひとつ、ビタミンUが
多く含まれることもキャベツの特徴です。
ビタミンUはキャベジンとも
呼ばれる栄養成分です。
最近は胃腸薬などに
キャベジンが含まれているものが
多いようですね。
キャベツの調理法
キャベツは栄養価が高いですが
調理法によって、栄養素に
変化があるのでしょうか?
キャベツの調理法の
ポイントは以下の通りです。
- 長時間水にさらさない
- 加熱でβカロテンは増加
- 生で食べると満腹感
キャベツに多く含まれる
ビタミンCは、水溶性です。
そのため、キャベツを洗うとき、
長時間水にさらすと
ビタミンCが流れ出てしまいます。
なるべくキャベツは
さっと洗うのが理想です。
また、茹でる場合は
スープなどにして、
茹でた水も一緒に使用すると
良いでしょう。
加熱する分には、
特にビタミンCが減ることはありません。
むしろ、加熱すると
βーカロテンの量が増加すると
いわれています。
また、キャベツを生で食べると
歯ごたえがあり、満腹感があります。
ダイエットをしている人には
生で食べるのもおすすめです。
キャベツの効果や効能
キャベツに含まれる栄養成分から
得られる健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 抗酸化作用
- 老化の防止
- 動脈硬化の予防
- 美肌効果
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の改善
- 抗がん作用
- 疲労回復
- 免疫力向上
- 便秘の改善
キャベツに豊富なビタミンCは
酸化作用や、美肌作りなど、
女性に嬉しい栄養です。
また、
β-カロテンも抗酸化作用があり
ビタミンCとの相乗効果も期待できます。
そして
ビタミンU(キャベジン)は
胃や十二指腸の健康を保つ働きがあります。
揚げ物と一緒に食べるのは、
キャベツには胸やけを防ぐ効果も
期待されているからなんです。
まとめ
この記事では
キャベツのタンパク質含有量や
キャベツの栄養価、効果や効能もまとめました。