寝る前にチョコを食べるデメリット
夜、寝る前にチョコを食べるデメリットは次の通りです。
- 覚醒効果
- 太る原因になる
覚醒効果
夜、寝る前に大量のチョコを食べると覚醒効果があります。
チョコレートの原材料であるカカオマスには、カフェインが含まれています。
少量のカフェインにはリラックス効果があるとも言われていますが、摂り過ぎてしまうと逆効果。
カフェインの過剰摂取は、覚醒効果や利尿作用があります。
そのため、夜寝る前にチョコを食べたい場合には選ぶチョコレートや量が大切です。
高カカオチョコレートは、一般的なチョコレートと比べると、カフェインが2倍以上多いといわれています。
夜、寝る前にカカオ多めのチョコレートを食べる場合には、ひとかけらで我慢しておきましょう。
太る原因になる
夜、寝る前にチョコを食べると、太る原因となります。
チョコレートの原材料であるカカオマス自体には糖分がありません。
しかし、カカオだけのチョコレートはかなり苦味があって食べにくいと感じる人も多いはず。
そこで、食べやすいように砂糖などを加えて作られているチョコレートがよく売られています。
夜、砂糖のたっぷり入ったチョコレートをたくさん食べたら、当然太る原因となります。
夜、寝る前に食べるチョコレートの種類や量には注意が必要ということです。
寝る前にチョコを食べるメリット
夜、寝る前にチョコを食べるメリットを紹介します💡
- 安眠効果
- リラックス効果
安眠効果
夜、寝る前にチョコを食べると安眠効果が期待できます。
チョコレートの原料となるカカオマスには、GABA(ギャバ)やテオブロミンなどの成分が含まれています。
GABAにはストレスを軽減させる効果やリラックス効果があり、近年注目されている成分です。
就寝前にチョコレートを食べることは、ストレスを緩和して心身ともにリラックスをさせ、睡眠の質を高めてくれるという研究結果もあります。
最近は「ナイトチョコレート」とも呼ばれ、夜寝る前にチョコレートをちょっと食べる人が増えているそう。
リラックス効果
夜、寝る前にチョコを食べると安眠効果があります。
チョコには、ストレス緩和とリラクゼーション作用があると言われています。
チョコレートの原料であるカカオには、カフェインやテオブロミンが含まれています。
これらの成分が脳内の神経伝達物質に作用して、リラックス効果を生み出します。
特にテオブロミンには「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの働きを助ける効果があります。
そして脳を活性化することで、緩やかな覚醒効果や自律神経の調整もしてくれます。
他にも血流を良くしてくれる効果もあり、むくみや冷え性の改善も期待できます。
ただし食べ過ぎると、逆効果になってしまいます。
くれぐれも食べる量には気をつけましょうね。
寝る前に知っておきたい!チョコレートの栄養価や効果効能!
チョコレートは
ケーキなどのスイーツに使われたり、
カレーの隠し味に使われたりと、
幅広く料理に利用されています。
また、疲れた時には
甘いチョコレートが良いとも
よく聞きますよね。
実際、チョコレートには
どのような栄養が
含まれているのでしょうか。
以下では、チョコレートの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
チョコレートのタンパク質
チョコレート100gあたりの
タンパク質含有量は約7gです。
ホワイトチョコレートも
ミルクチョコレートも
ほぼ同量のタンパク質が
含まれているといわれています。
チョコレートの栄養価
チョコレートに含まれる
主な栄養成分は以下の通りです。
- 脂質
- カカオ・ポリフェノール
- タンパク質
- 糖質(ブドウ糖)
- 食物繊維
- テオブロミン
- マグネシウム
- カリウム
- カルシウム
- 鉄
100gあたり、脂質が40gと
チョコレートの半分近くは脂質となっています。
しかし、カカオ豆には
カカオ・ポリフェノールという
抗酸化物質が豊富に含まれています。
抗酸化物質とは
病気や老化の原因となる
活性酸素を抑える働きをします。
カカオ・ポリフェノールとは
エピカテキンやカテキンの化合物などからできている混合物です。
そんなカカオポリフェノールを
多く摂りたい場合は、カカオが多めの
ビターなチョコレートが良いです。
また、ホワイトチョコレートには
カカオ・ポリフェノールは
ほとんど含まれていません。
他にも
ココアから摂取したい場合は、
純ココアを飲むと、
カカオ・ポリフェノールが
多く摂取できるでしょう。
チョコレートの効果や効能
チョコレートの栄養から
得られる効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 冷え性の改善
- ストレスの抑制
- 便秘の改善
- 動脈硬化の予防
- 感染症の予防
- 高血圧の予防
- 血栓の予防
- 疲労回復
- 抗酸化作用
- 生活習慣病の改善
- 貧血の予防
チョコレートは
毎日10~20g程度食べ続けると
身体に良い効果をもたらすと期待されています。
また、チョコレートを食べると
「ニキビができやすくなる」という話を
一度は聞いたことあるかもしれません。
しかし、
近年、そのような研究結果はないので
チョコレートが直接関係していると
証明できないのが現状です。
チョコレートの食べ過ぎに注意
チョコレートには
意外といい成分が豊富ですが、
食べ過ぎはよくありません。
脂質が30~40%、
糖質が40~50%ほど
含まれていることが多いので、
チョコレートの約8割は
脂質と糖質でできているのです。
そのため、
チョコレートの食べ過ぎは
糖尿病や高脂血症などの
病気を引き起こす恐れがあります。
また、チョコレートには
少量のカフェインが含まれています。
夜寝る前のチョコの食べ過ぎはもちろん、
妊婦さんや小さい子どもなどは夜以外でも
チョコを食べ過ぎないように気を付けましょう。