タンパク質の多い食品といえば
あなたは何を思い浮かべますか?
有名なのは、やはり
お肉や卵ではないでしょうか?
実際に卵1個にはどのくらいの
タンパク質が含まれているでしょうか?
この記事では
卵1個のたんぱく質含有量と
卵焼きや目玉焼きのタンパク質含有量なども紹介していきます。
卵1個のタンパク質含有量は?
鶏卵1個のタンパク質含有量は
どのくらいあると思いますか?
一般的に、卵100gあたりの
タンパク質は12.3gといわれています。
しかし、卵1個は100gもありません。
鶏卵のサイズによっても
タンパク質の量は変わるので
サイズごとに紹介します。
- MSサイズ(52~58g)…約6g
- Mサイズ(58~64g)…約7g
- Lサイズ(64~70g)…約8g
大体、卵1個のタンパク質含有量は
6~8gと覚えておくといいでしょう。
また、面白いことに
卵のサイズが変わっても
黄身の重さはほとんど変わりません。
黄身のタンパク質は約3gです。
白身のタンパク質は約3~5gと
黄身よりも白身の方が
少しタンパク質が多いようです。
卵はタンパク質が豊富!
卵はタンパク質が豊富といわれていますが、どうしてでしょうか?
タンパク質の含有量が多いこともありますが、それだけではありません。
卵は動物性タンパク質です。
さらに卵は人間の必須アミノ酸を
すべて含んでいる完全タンパク質なのです。
必須アミノ酸をバランスよく含んでいて
アミノ酸スコアは100と優秀なんです。
調理によって卵の
タンパク質含有量は変わる?
卵は調理によって
タンパク質含有量は変わるのでしょうか?
卵はゆで卵、目玉焼き、
スクランブルエッグなど、
卵1個でも色々な調理方法がありますね。
食品によっては調理の仕方で
栄養価が変化するものもあります。
しかし
卵は調理方法でタンパク質含有量は変わりません。
ですが、調理方法によって、
体内への消化吸収が変わります。
調理によって卵のタンパク質消化時間が変わる!
卵は調理によって
タンパク質の消化時間が変わります。
- 半熟卵(約90分)
- 完熟ゆで卵(約150分)
- 生卵(約165分)
- 目玉焼き(約180分)
- 卵焼き(約200分)
卵は、完全に火を通すと
消化吸収が遅くなるのです。
生卵の場合は
タンパク質の分解を阻害する
オボムコイドという酵素抑制物質が含まれています。
そのため、生卵(なまたまご)だと
タンパク質を吸収するのに時間がかかります。
卵のタンパク質を早く吸収する
一番のおすすめの調理法は
卵を半熟にすることです。
半熟のスクランブルエッグなど最適ですね。
まとめ
この記事では
卵1個のタンパク質の含有量や
目玉焼き、卵焼きのタンパク質含有量などをまとめました。