焼きそばは、子供から大人まで大好きなメニューですよね。
家庭で作られるだけなく、
飲食店や学校の給食でも食べられています。
ソース味が一般的ですが、
全国各地でさまざまな焼きそばがあるくらい
日本人にとっては欠かせない存在でしょう。
そんな焼きそばはどこが発祥の地かご存知ですか?
この記事では、
焼きそば発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。
焼きそば発祥の地はどこ?【焼きそばの起源について】
焼きそば発祥の地は中国です。
焼きそばの起源は、
「炒麺(チャオメン)」と呼ばれる
中華麺を炒めて作った料理の総称になります。
種類豊富にあるのですが、
基本の味付けは醤油または塩味。
そして、
麺と具材を一緒に炒めるタイプのものと、
あんかけの具材を焼いた麺かけるタイプのものとがあります。
日本の焼きそば発祥の地はどこ?
日本の焼きそば発祥の地は、
東京の浅草である可能性があります。
昭和10年代に浅草のお好み焼き屋で
「浅草焼きそば」というメニューがあったと
されていますが、明確にはわかっていません。
本格的に日本に焼きそばが普及し始めたのは
昭和20年(1950年頃)以降の戦後のことで、
闇市で売られるウスターソース味の焼きそばが
日本で最初に誕生した焼きそばだとも伝えられています。
■闇市(やみいち):非合法に設けられた独自の市場経済原理で取引を行う市場
また、その同じころにソース味の焼きそばが
駄菓子屋でも売られていたとされ、
子供たちのおやつ代わりとして人気を集めました。
そして、屋台でも親しまれるようになります。
豆知識ですが
屋台焼きそばの発祥の地は、
秋田県横手市です。
当時、お好み焼き屋台をしていた店主が
「横手焼きそば」を考案したとされており、
今や全国的に有名な焼きそばの一つでもあります。
日本の焼きそばの歴史
日本の焼きそばの歴史はまだ浅く、
明治時代から大正時代にかけては
焼きそばの起源である中国の炒麺
(チャオメン)が食べられていたそうです。
しかしその当時は
中華料理店でしか食べられないもので、
一般的にはあまり知られていません。
また、今でいうソース味ではなく、
醤油や塩味であったとされています。
日本に焼きそばが普及していったのは
終戦直後の1950年頃だとされています。
その頃、麺に使われる小麦粉は高価な食材でした。
そこで安くてお腹が満たせるようにと
安価で手に入るキャベツを量増しに使い始めます。
しかし、作ってみると
キャベツから水分が出て味が薄くなるため、
味の濃いソースが使われるようになりました。
こうして今のソース味の焼きそばが
この世界に誕生したとされています。
闇市や駄菓子屋で売られるようになると
焼きそばはたちまち評判となり全国に広まっていきました。
次第に家庭で食べられるようになったり
焼きそば専門の飲食店も増え、
今では全国でご当地焼きそばが数多く存在しています。
世界初のインスタント焼きそば【インスタント焼きそばの歴史や起源】
世界初のインスタント焼きそばは
日清食品の「日清焼そば」です。
※1963年(昭和38年):日清食品がインスタント袋麺「日清焼そば」を発売
カップ焼きそばは、1974年(昭和49年)に誕生。
1976年には「日清焼そばU.F.O.」が発売され
大ヒットしてインスタント焼きそばは現在も
多くの日本人に食べられることになります🍴
最後に
この記事では
焼きそば発祥の地や起源
焼きそばの歴史などについて
簡単にわかりやすく解説しました。