「漫才(まんざい)」の語源や由来は何?

「漫才(まんざい)」の語源や由来は何?
柴犬
「漫才(まんざい)」の語源や由来について
「漫才(まんざい)」の語源は
「万歳(ばいざい)」です。
もとは中世時期に存在した
「千秋万歳」に由来します。
中世(ちゅうせい)っていうのは、日本の場合だと平安時代末期から室町時代までの期間を差します♬
千秋万歳(せんずまんざい)とは
新年に宮中や神社やお寺などで
お祝いの言葉を述べて舞を舞う民俗芸能。
近世以降から千秋万歳の形が変化していき
太夫と才臓が二人一組でいろんな家を周り
滑稽な踊りやトークをする形になりました。
■太夫(たゆう):近世後期、大道芸や門付け芸などの芸人の称号
■才臓(さいぞう):太夫(たゆう)の相手を務め、鼓を打ち、こっけいなしぐさで人を笑わせる役
その歴史の延長線上に
「漫才(まんざい)」があります。
近世(きんせい)っていうのは、日本の場合だとだいたい安土桃山時代から江戸時代までの期間を指します!
大正時代が終わりを迎えた後、
だいたい1930年の中頃くらいから
万歳ではなく「漫才」という表記が
日本中で使用されるようになりました。