妊婦が揚げ物を食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「揚げ物が大好きな妊婦です!」
「妊娠中に揚げ物は食べちゃダメだよね?」
妊娠中、無性に食べたくなる人も多い
”揚げ物(あげもの)”を妊婦さんが食べると
赤ちゃんになにか悪い影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦が揚げ物(あげもの)を食べると危険なのか?
妊娠中に揚げ物を食べる注意点などについても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
目次
妊婦が揚げ物(あげもの)を食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんは揚げ物を食べてOKです。
揚げ物とは、多量の食用油を用いて
食品を高温で加熱する調理法の一つです。
例えば次のような料理が揚げ物ですね。
- からあげ
- 天ぷら
- コロッケ
- 海老フライ
- 磯部揚げ
妊娠初期のつわり中や安定期以降に
無性に揚げ物を食べたくなる
妊婦さんはとても多くみられます。
でも、妊娠中の揚げ物は食べる量に注意が必要です。
妊婦が揚げ物を食べるデメリット
妊婦さんが揚げ物を食べる時には
次のようなデメリットがあります。
- カロリーが高い
- 妊娠糖尿病を引き起こす
揚げ物は、とてもカロリーが高いです。
さらに妊娠前に比べると、妊娠中は
糖尿病になる確率も高くなります。
そのため妊婦さんが
日常的に揚げ物など高カロリーなものを
食べ続けることはあまりオススメできないのです。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
妊婦が揚げ物を上手に食べていくポイント
妊婦さんが、上手に揚げ物を食べていくには
次の方法を試してみてはいかがでしょうか。
- 衣を外して食べる
- 衣を薄くする
- 素材をヘルシーに
- 夜よりも昼に食べる
- 野菜も一緒に食べる
これらのポイントについて
以下で簡単に解説していきます。
衣を外して食べる【妊婦が揚げ物を食べる時のポイント】
揚げ物(あげもの)は、衣の部分に
たくさんの油を吸収しています。
さくさくした衣が美味しいですが
我慢して衣を外して食べると
少しヘルシーになるので安心です。
衣を薄くする【妊婦が揚げ物を食べる時のポイント】
妊娠中に揚げ物を作る時には
天ぷらやフライよりも、
素揚げ(すあげ)やからあげなど
衣を薄くつける調理法がおすすめです。
※素揚げ(すあげ):衣をつけずに油で食材を揚げること
素材をヘルシーに【妊婦が揚げ物を食べるポイント】
妊娠中に揚げ物を食べる時は
ヘルシーな素材を選ぶと良いでしょう。
例えば肉類であればロースではなく
ヒレを選んだり、鶏肉だったら
皮や脂の部分を取り除いてから
揚げるなどするとカロリーを落とせます。
夜よりも昼に食べる【妊婦が揚げ物を食べるポイント】
妊婦さんが揚げ物を食べる時は
夜よりも昼に食べるようにしましょう。
カロリーの高い揚げ物は、
起きているうちにカロリーが
消費できるように夕食よりも日中に食べると良いです。
野菜も一緒に食べる【妊婦が揚げ物を食べるポイント】
妊婦さんが揚げ物を食べる時は
野菜も一緒に食べることが大切です。
揚げ物(あげもの)と一緒に
白いご飯を食べたくなる人も多いですが
その組み合わせだと体重の増加につながります。
キャベツやトマトなどの野菜を
一緒に食べるようにして、少しでも
バランスよく栄養を摂るように心がけましょう。
最後に
妊婦が揚げ物(あげもの)を食べると危険なのか、
妊娠中に揚げ物を食べる注意点などについても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!