赤ちゃんが玄米(げんまい)を食べると危険?いつから安全?【乳幼児期の離乳食の注意点】
「赤ちゃんはげん米をいつから食べて良い?」
「子どもにげんまいを与える注意点はある?」
自然食ブームから食べている家庭も
増えてきた”ゲンマイ”は離乳食として
赤ちゃんに食べさせても良いのでしょうか?
この記事では
赤ちゃんが玄米(げんまい)を食べると危険?
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
赤ちゃんが玄米(げんまい)を食べると危険?
玄米とは、もみを取り去っただけで
精米をしていない状態のお米を指します。
”くろごめ”とも呼ばれています。
お米は
「ぬか層」「胚芽」「胚乳」の
3つからできています。
ゲンマイはもみ穀のみを
取り除いていて、3つとも残っている状態。
げんまいは精製された白米よりも
ビタミンやミネラル、
特に食物繊維が豊富に含まれています。
最近では健康食として玄米を
取り入れている家庭も多いです。
そんなご家庭では、赤ちゃんにも
栄養満点のげん米を食べさせたい!
と思いますよね。
しかしです。
離乳食にゲン米を使うことは
赤ちゃんの健康に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、乳児に玄米を食べさせることはオススメできません。
赤ちゃんに玄米(げんまい)をオススメしない理由
どうして赤ちゃんには
玄米を食べさせない方が良いのか?
赤ちゃんにげんまいをオススメしない
主な理由としては
消化しにくいことが挙げられます。
ゲンマイは白米よりも食べ応えがあります。
悪く言うと、消化に時間がかかります。
赤ちゃんは噛む力も消化吸収能力も
大人と違い、まだまだ発達途中です。
うまく噛みつぶせず口から
出してしまったり、丸呑みしたり
消化できずに下痢になる恐れもあります。
大人にとっては健康に良いげん米ですが、赤ちゃんの体には少し負担が大きいですね。
赤ちゃんはいつから玄米(げんまい)を食べて良い?
赤ちゃんに玄米を食べさせたい場合は、
1歳半を過ぎてからがオススメです。
ただしげんまいのように
冷えるとパサパサする物は食べにくいので
子どもによっては嫌がることがあるようです。
やわらかく炊いて、初めは
すりこぎなどでつぶしたものを
白米に少しずつ加えて食べさせると安心ですね。
アレルギー症状が出たり
便に大きな異常がなければ、
徐々に量や硬さを調整して増やしていきましょう。
最後に
赤ちゃんが玄米(げんまい)を食べると危険か
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!