妊婦がめかぶを食べると危険?【妊娠中の食事(水産物)の注意点】
「妊娠中はめかぶを食べていいの?」
「妊婦がメカブを食べるとどんな効果がある?」
粘り気とコリコリした歯ごたえが特徴の
「めかぶ」は、妊娠中に食べると
お腹の赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がめかぶを食べると危険なのか?
妊娠中にめかぶを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく解説していきます。
妊婦がめかぶを食べても大丈夫?
結論から言いますと
妊婦さんはめかぶを食べてOKです!
めかぶとは「わかめの根本」部分で
生殖細胞が集まった部位なんです。
つまりメカブはワカメの一部なのですが
わかめとは栄養が少し異なります。
妊娠中にめかぶを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
※めかぶには、次のような栄養素が含まれます。
めかぶはカロリーが低く、
とてもヘルシーな食べ物です♪
めかぶとわかめを比べると、
食物繊維はほぼ同量ですがナトリウム、
カリウム、カルシウム、ヨウ素、食塩は
ワカメの方が多く含まれています。
めかぶに含まれる水溶性食物繊維は
フコダインとアルギン酸というもの。
ヌメヌメとした粘りのもとになっています。
フコダインはがん予防やアレルギー抑制、
コレステロール値の低下や高血圧改善など
いろいろな健康効果を期待できる栄養素です♪
妊婦がめかぶを食べる時の注意点
妊婦さんがめかぶを食べる時には
ヨウ素(ヨード)の過剰摂取に注意しましょう。
ヨウ素は、妊婦さんにとって
必要でもある栄養素です。
しかし、妊娠中に
過剰摂取してもいけないんです。
ヨードは昆布を筆頭に、ひじきやわかめなど
主に海藻類に含まれていることが多いです。
妊婦さんがヨードを摂りすぎてしまうと
赤ちゃんが先天性甲状腺機能低下症に
なってしまう恐れがあるのです。
ヨードは不足してもいけない栄養ですが
日本人の食生活では、海藻を食べる機会が多く
不足よりも過剰摂取を心配する必要があります。
【一日にとるべき妊娠中のヨウ素の推奨量】
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ミネラル」(厚生労働省)
メカブのヨード(ヨウ素)含有量は
1パック(50g)あたりおよそ200μgなので、
そこまで心配し過ぎる必要はありません。
もし普段から昆布出汁やわかめを
よく食べるという妊婦さんは気をつけた方が良いでしょう。
最後に
妊婦がめかぶを食べると危険なのか、
妊娠中にめかぶを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく解説していきました。
妊娠中は
ヨウ素の過剰摂取に注意が必要ですが、
海藻ばかり食べる生活をしなければ
問題になる程ではありません。
妊娠中は赤ちゃんの身体をつくるために
色々な栄養をバランスよく摂りたいですね♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!