妊婦がバナナ🍌を食べると危険?【妊娠中の食事(果物)の注意点】
「え?妊娠中はバナナを食べちゃだめ?」
「妊婦は毎日バナナを食べてもいいの?」
簡単に食べられて栄養が豊富な
”バナナ🍌”は、妊娠中に食べても
体に悪い影響はないのでしょうか?
この記事では
妊婦がバナナを食べると危険なのか?
妊娠中にバナナを食べる時の注意点なども
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
妊婦がバナナを食べると危険?
結論から言いますと、
妊婦さんはバナナを食べてOKです!
妊娠中にバナナを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
バナナには、ビタミンやミネラルなどの
体に必要な栄養素が豊富に含まれています。
デメリットはほぼ無くメリットばかりなので
妊娠中の健康を守る食べ物の1つといえます。
なんと、バナナに含まれているビタミンB6には
つわりの症状を緩和する働きがあるそうです。
また、妊娠中は便秘になりやすいですが
バナナには食物繊維が含まれているので
便の改善をしてくれる効果も期待できます✨
さらに、バナナのカリウムは
体内のナトリウム量を調整し
余分な塩分を体外へ排出してくれます。
そのため、妊娠中に起こりやすい
むくみや高血圧の予防も期待できます。
そしてバナナには、葉酸(ビタミン9)が多く含まれています♡
葉酸の多く含まれている食材は、ほうれん草やモロヘイヤなどの青菜類、ブロッコリー、枝豆、かぼちゃ、いちご、バナナなどです。
葉酸は水に溶けやすく、熱に弱いので、茹でずに軽く蒸す、生で食べるなど食べ方に工夫が必要です。また、焼きのりや納豆にも多く含まれ、手軽に食事にプラスしやすいのでおすすめです。
引用:ママのための食事BOOK(厚生労働省)
※バナナ1本分(90g)の栄養素の中には
葉酸(ビタミン9)が23μg含まれています。
このように、バナナには妊婦さんの体に
ありがたい効果や効能がたくさんあります♪
【妊娠中の葉酸の食事摂取基準】
葉酸 | 18~29(歳) | 30~49(歳) |
妊娠初期 | 640㎍(240+400) | 640㎍(240+400) |
妊娠中期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
妊娠後期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
※妊娠初期(〜13週6日)、妊娠中期(14週0日〜27週6日)、妊娠後期(28週0日〜)
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
妊婦がバナナを食べる時の注意点
妊婦がバナナを食べる時の注意点は
糖質とカリウムの過剰摂取です。
バナナには糖質も多く含まれるので
食べ過ぎてしまうと体重の増加や
妊娠糖尿病などを引き起こす場合があります。
チョコレートやケーキといったお菓子と
比べると、脂肪分も少なくヘルシーと
感じやすいですが、リンゴやミカンなど
他の果物と比べると高カロリーです。
また、バナナに含まれているカリウムを
摂りすぎるとカリウム過剰症を引き起こします。
バナナだけで栄養を補おうとするのではなく
やはり色々な食べ物からバランスよく栄養を摂りましょう。
妊婦が食べても問題のないバナナの量とは?【妊娠中のバナナの摂取量について】
先にも述べた通り、妊娠中にバナナを
食べ過ぎると、糖質や血糖値が
上がるなどのデメリットがあります。
妊婦さんがバナナを食べる時は、
一日に1本(約100g)を目安にしましょう。
多くても一日2本までが適切な量です。
最後に
妊婦がバナナを食べると危険なのか、
妊娠中にバナナを食べる時の注意点なども
なるべく簡単にわかりやすく解説していきました。
ヨーグルトはバナナ🍌との相性が良く、
腸内環境を整える最適な組み合わせです。
便秘で悩んでいる妊婦さんは、
良かったら試してみてくださいね♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!