妊婦は生姜(しょうが)を食べると危険？【妊娠中の食事の注意点】
「妊婦です！冷え性対策に生姜湯はOK？」
「妊婦が生姜を食べても大丈夫？」
日本で昔から親しまれている
”生姜(しょうが)”は、妊娠中に食べても
体に悪い影響などはないのでしょうか？
この記事では
妊婦が生姜を食べると危険なのか？
妊娠中に生姜を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方についても
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦は生姜(しょうが)を食べても大丈夫？
結論から言います。
妊婦さんは生姜を食べてOKです！
生姜は薬味としても使いますし、
炒め物やスープなどの料理に
香りをつけることにも使えるので
ほんと万能な食材ですよね♪♪
※生姜には次のような栄養素が含まれています。
生姜には、栄養というよりも
３つの辛み成分に特徴があります。
- ジンゲロール
- ショウガオール
- ジンゲロン
これらの辛み成分が
私たちの新陳代謝を上げてくれたり、
体を温める作用を担っています。
しかし、これらの辛み成分は、
生姜の食べ方によって異なります。
つまり、生姜は食べ方によって
期待できる効果が変わってくるのです。
妊娠中に生姜(しょうが)を食べる際は
ぜひ以下のことを知っておいてください。
↓
妊婦が生姜(しょうが)を食べる時の注意点
妊婦が生姜を食べる時の注意点は、
乾燥生姜の大量摂取をしないことです。
生姜を食べ過ぎると、消化器官への
影響を及ぼす場合があります。
妊娠中は胃腸が弱っているので、
生姜の食べ過ぎには注意しましょう。
また、なぜ乾燥生姜の食べ過ぎは
ダメなのかというと、生の生姜よりも
乾燥生姜の方が、生姜の成分が濃縮されているから。
乾燥生姜は、生姜の効果が期待できる分、
たくさん撮りすぎると、胃腸に負担をかけてしまいます。
妊婦の冷え性対策には、生の生姜と乾燥した生姜、どちらがおすすめ？
妊娠中の冷え性対策として
生の生姜と乾燥した生姜を食べるなら
どちらを食べるのが良いのでしょうか？
結論からいうと
乾燥生姜がおすすめです。
生の生姜には
ジンゲロールという
成分が多く含まれています。
このジンゲロールは、身体の内部の熱を
末端に運ぶ作用があり、手足を温めます。
※内臓などを温めることはできません。
そして、ジンゲロールが加熱、
乾燥されて分解された際に生成されるのが、
ショウガオールとジンゲロンです。
ショウガオールは、
ジンゲロールよりも
強い血行促進作用があります。
このショウガオールは、
胃腸の壁を刺激して
内臓を温める効果があります。
つまり冷え性対策には、
乾燥した生姜から得られる
ショウガオールが適してます。
ちなみに、生の生姜には
殺菌作用や抗酸化作用の効果があります。
殺菌作用の目的で生の生姜を食べるのも
いいと思いますが、冷え性対策で生姜を
食べるには、乾燥生姜がおすすめです♪
最後に
妊婦が生姜(しょうが)を食べると危険なのか、
妊娠中に生姜を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
妊娠中だと、おなかの赤ちゃんのために
たくさんの栄養を摂りたいって思いますよね。
その反面、
赤ちゃんに悪影響の食べ物もあるから、
注意しないといけない…。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです！
