妊婦がオリーブオイルを食べると危険?【妊娠中の注意点】
「妊娠中はどんな油を使えばいいの?」
「妊婦はオリーブオイルを食べて大丈夫?」
健康に良いと言われている
”オリーブオイル”は、妊娠中に食べると
赤ちゃんに何か影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がオリーブオイルを食べると危険?
妊娠中にオリーブオイルを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
妊婦がオリーブオイルを食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんはオリーブオイルを食べてOKです。
オリーブオイルとは
モクセイ科に属する常緑樹である
オリーブの果実を使用した油です。
妊娠中にオリーブオイルを食べても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろオリーブオイルは、
妊娠中に悩む人も多い
便秘の解消に役立つと
感じる人も多いようです。
そんなオリーブオイルには
次のような成分が含まれています。
オリーブオイルが健康に良いと
いわれている主な理由は、
他の植物油に比べて
一価の不飽和脂肪酸である
オレイン酸の割合が
多く含まれているからなんです。
脂肪酸の7~8割を占めています。
またオレイン酸には
吸収、消化されにくい特性があって
しっかりと腸までたどり着いて働きます。
そして便を柔らかくして、
腸の働きを助けてくれるオレイン酸は、
便秘の改善に効果があると言われているんですね。
妊婦がオリーブオイルを食べる時の注意点
妊婦さんが注意すべきことは
オリーブオイルを食べ過ぎないことです。
いくら健康に良いとされている
オリーブオイルであっても、
多用するのは危険です。
油であることには変わりないので
オリーブオイル100gあたりは
およそ900kcalと高カロリーです。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
妊娠中に摂りすぎてしまうと
体重の増加や妊娠糖尿病を
引き起こす可能性もあります。
普段料理で使用する油やバターの代わりに
オリーブオイルを使う程度でよいです。
わざわざオリーブオイルを余分に食べる必要はありません。
最後に
妊婦がオリーブオイルを食べると危険か
妊娠中にオリーブオイルを食べる注意点も
なるべくわかりやすく解説していきました。
オリーブオイルはスーパーなどで
手軽に購入できますし、色々な
料理とも相性が良いです♪
サラダのドレッシングや
揚げ物に使う油も、オリーブ油に
切り替えてみると良いかもしれませんね。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!