姫路城(ひめじじょう)は
兵庫県姫路市本町にあるお城です。
姫路城ってどんな城か?
誰が建てたものなのか?
この記事では
姫路城の歴史や城主だけでなく
観光での見どころについても
分かりやすく解説していきます。
姫路城の歴史について
姫路城の歴史を辿っていくと
なんと1333年にまで遡ります。
1333年 元弘3年 赤松則村(円心)、護良親王の命により挙兵。京に兵をすすめる途中、姫山に砦を築く。
1346年 正平元年 赤松貞範、姫山に本格的な城を築く。
姫山の地に初めて砦が築かれたのは1333年、赤松氏の時代といわれています。以来、13氏・48代が城主を務め、戦塵にまみれることなく今日にいたっています。
赤松氏の後、西国統治の重要拠点として羽柴秀吉、池田輝政、本多忠政が城に夢を託して拡張、いま見られる全容が整ったのは戦乱の世が落着いた1617年のことです。
引用:姫路城公式サイト
武将の赤松則村が京に兵を進める中で
敵からの攻撃を防ぐために砦を築きます。
そして、
赤松則村の次男「赤松貞範」が
そこに本格的なお城を築きました。
さらに1580年には
豊臣秀吉が3層の天守閣を築きます。
その後、何度か城主が変わり、
1600年、池田輝政が
姫路城の城主となります。
翌年の1601年から池田輝政は、
姫路城の大改築を始めます。
約9年の歳月をかけて
1609年に姫路城の大天守が完成。
これが現在の姫路城の大天守であり、
400年以上の歴史がある日本の宝です。
1931年に
姫路城天守閣国宝に指定され、
1951年には新国宝に指定されました。
1956年、昭和の大修理が行われます。
美しい姫路城を残すために、
国費により天守閣の解体修理を行います。
1964年、8年の年月をかけて
天守閣郡の工事がすべて完了しました。
1993年に
ユネスコの世界文化遺産に登録されます。
さらに2009年、
大天守保存修理工事を行い、
2015年に平成の修理を終えました。
姫路城の見どころとは?観光前に要チェック!
姫路城の広い城内には
いくつもの国宝や建造物があふれています。
ここでは
姫路城の見どころを
紹介していきます!
菱の門【姫路城の見どころ】
櫓門と呼ばれる型式の門で
二の丸の入り口を固めています。
門全体に安土桃山時代の様式が
残っており、城内で最も大きな門です。
西の丸の庭園【姫路城の見どころ】
姫路城内の西側にある西の丸と
呼ばれる庭園は、「化粧櫓」や
武者や隊を編成した「武者だまり」などがあります。
松の木や春にはツツジの花などが
楽しめ、庭園越しに見る天守閣も美しいです。
備前丸【姫路城の見どころ】
備前丸(びぜんまる)はその昔
姫路城の城主、池田輝政が住んでいた所です。
明治15年の火災で焼失してしまい、
現在は大広場となっています。
しかし、この大広場から見る
目の前の大天守の迫力はすごいです!
大天守【姫路城の見どころ】
姫路城の大天守は
歴史的に貴重なだけでなく、
その美しさも魅力。
姫路城は、
別名「白鷺城」と呼ばれ、
シラサギが羽を広げたような
優美で美しい建物なんです。
また、外観5重・内部は
地下1階から6階の造りで、
最上階の大棟両端には大鯱瓦が飾られています。
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姫路城内では、
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動画や写真と一緒に詳しい解説が現れるんです。
昔の城下町の画像が映し出されたり、
大天守の構造の仕組みなども教えてくれます!
最後に
姫路城の歴史や城主、
観光での見どころについて
簡単にわかりやすく解説しました。
日本のお城の歴史や城主に興味のある方や
姫路城を観光する予定の方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。