妊娠中に温泉たまごを食べると危険なの!?【妊婦さん必見】

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栄養豊富で様々な料理に使える卵。

しかし、妊婦さんは
生卵をあまり食べない方が
良いことで知られていますね。

 

そこで、気になるのが
生ではない「温泉卵」は、
食べても問題ないのでしょうか?

 

この記事では妊娠中に
温泉たまごを食べると
危険なのかについてまとめていきます。

妊婦が1日に摂取すべき栄養素の基準値とは?【妊娠中の食事摂取基準を簡単にわかりやすく】

 

 なぜ生卵はダメ?

まず、妊婦さんが生卵を食べることは
控えた方が良いと言われている一番の理由は、
まれに生卵に含まれる
サルモネラ菌による食中毒の危険性です。

 

食中毒になると、
下痢や嘔吐などの症状だけではなく、
妊婦さんは早産や流産の危険性もあります。

 

さらに、妊婦さんは
薬を飲んだりもできないですし、
身体も免疫機能が低下していて、
デリケートな状態です。

 

そのため、体内へ取り入れる食品を、
より一層気を付ける必要があります。

 

妊婦さんは温泉卵を食べても大丈夫?

はたして温泉卵は
サルモネラ菌の感染の心配は
あるのでしょうか?

 

サルモネラ菌は、
中心部まで火を通して
75℃以上で1分以上または
65℃で5分間以上の加熱
ほとんど死滅します。

 

そして、温泉卵の作り方は
65~68℃のお湯で
30分程度茹でます。

そのため、
この温泉卵の作り方であれば、
サルモネラ菌死滅の条件に
当てはまっているため、
大丈夫といえます。

 

自宅で温泉卵を作る際は、
温度に気を付けて下さいね。

 

さらに安心して温泉卵を食べるには

温泉卵を安心して食べるためには、
作る前の卵の状態が大切です。

 

まず、買ってきた卵を
すぐに冷蔵庫に入れましょう。

サルモネラ菌は
37℃の場所に一日放置すると
大量に発生するといわれています。

逆に、温度が10℃の場所で
保管していると、
サルモネラ菌が繁殖することは
ほとんどありません。

夏場に長時間、
卵を放置すると危険なので、
できるだけ早く冷蔵庫に
保管しましょう。

 

また、ヒビが入ってしまっていたのに
気づかなかったなどで、
時間が経過してしまった卵は、
きちんと加熱して食べることを
おすすめします。

 

そして、これは
温泉卵だけに限りませんが、
調理前にしっかりと手を洗い、
調理に使った器具や食器類も
きれいに洗浄してください。

 

卵は洗った方がいいの?

よく、冷蔵庫に入れる前に
卵を洗った方が良いという話を聞きます。

しかし、通常は採卵後、
パックに詰められる前に
洗浄・殺菌処理がされています。

卵を洗ってしまうと、殻の表面に施された
抗菌作用がなくなってしまいます。

さらに、卵の殻には
目に見えない程の小さな穴(気孔)があり、
洗う水と一緒に雑菌が気孔の中に
入ってしまう恐れがあります。

 

もし卵の汚れが気になる場合は
布で拭く程度にし、
卵を洗うのは、使用する直前だけにしましょう。

 

最後に

この記事では
妊娠中に温泉卵を食べると
危険なのかについて解説しました。

 

妊婦が1日に摂取すべき栄養素の基準値とは?【妊娠中の食事摂取基準を簡単にわかりやすく】

 

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