ゆで卵は、
家庭でもよく食べられる
簡単で美味しい食品ですよね。
ゆで卵は、
地域によっては「うで卵」と呼ばれたり
「煮抜き卵」や「煮抜き」とも
呼ばれているようです。
そんなゆで卵1個分には
どのくらいの栄養とカロリーが
含まれているのでしょうか?
この記事では
ゆで卵一個分のカロリーはどのくらいか
ゆで卵の栄養素について詳しく解説します。
ゆで卵のカロリー
ゆで卵のカロリーは
以下の通りです。
- 卵Sサイズ(40g)…61kcal
- 卵Mサイズ(52g)…79kcal
- 卵Lサイズ(60g)…91kcal
卵のサイズによって
カロリーは異なりますが、
だいたい60~90kcalと
覚えておくと良いでしょう。
そして、ゆで卵のエネルギーは
どの栄養素からできているのでしょうか。
ゆで卵Lサイズ(60g)の
栄養成分は以下の通りです。
- タンパク質
…7.74g(30.96kcal) - 脂質…6g(54kcal)
- 炭水化物…0.18g(0.72kcal)
三大栄養素の中では特に
タンパク質を豊富に含んでいて
一日必要量の約3分の1が
ゆで卵1個で摂取できます。
それと同時に
脂質もそれなりに多い食材なので、
栄養が多いからといって食べすぎると
カロリーオーバーになってしまいます。
ゆで卵の栄養素
ゆで卵には、主に
以下の栄養素が含まれています。
- タンパク質
- 脂質
- セレン
- ビタミンb7(ビオチン)
- ビタミンb5(パントテン酸)
- ビタミンD
- ビタミンe
- ビタミンb2(リボフラビン)
- ビタミンb12
ゆで卵の中には、
ビタミンb2やビタミンb12が
豊富に含まれています。
ビタミンb2は、
タンパク質のエネルギー代謝を促したり、
脂質の分解などの作用があり、
エネルギーをたくさん消費する人にはたくさん必要となる栄養素です。
ゆで卵の栄養点でのメリット
実は卵からビオチン(ビタミンb7)を
多く摂取する調理法として
ゆで卵が一番最適なんです。
なぜなら、生卵には
ビオチンと結合して、
体内での吸収を阻害するアビジンという
タンパク質が含まれています。
そのアビジンの影響は、
加熱するとほとんどなくなります。
そのため、ビオチンを
最大限に摂取するには、
ゆで卵が一番いいといえるのです。
ビオチンは、私たちの
皮膚や毛髪の健康に必要な栄養素で、
不足すると脱毛や、疲労・吐き気などの
症状があらわれることがあります。