カレー発祥の地はどこ?【カレーの起源や歴史をわかりやすく解説】

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日本人の国民食であろう「カレー」は
家庭でも飲食店でも定番の料理です!

ご飯にもパンにも麺にも合う
こんな万能で好まれる味はなかなかありません!

しかし、日頃からよく食べていても
カレーについて深く知らない人が大半です。

そこでこの記事では、
カレー発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

 

カレー発祥の地はどこ?【カレーの起源について】

カレー発祥の地は「インド」です!

これについては多くの人が知っていることでしょう。
しかし、インドでは元々「カレー」とは呼ばれていません。

カレーの起源は、私達のような外国人が
スパイスで具材を煮込んだ汁状のインド料理を
「カレー」と呼び始めたことから始まります。

インドの人々は
サーグ、サンバール、コルマ、ダールなど、
材料や調理法によって固有名称があり、
「カレー」という料理は存在しませんでした。

今ではインド文化にも浸透し、
○○カレーなどと呼ばれ
メニューに載るようになったそうです。

カレーの歴史

カレーの歴史が始まったのは
紀元前2200年から2500年前だとされています。
(※日本では縄文時代後期)

その地はインド南部で
ガーリック、ターメリック、ジンジャーの
3つの食材を使った「スパイスシチュー」と呼ばれるものでした。

その後、インド料理にはスパイスが欠かせない存在になっていきます。

「カレー」という言葉が
使われるようになったのは、
18世紀にインドからイギリスに伝わった頃のことです。
(※日本では江戸時代の頃)

イギリスはインドでの植民地政策を進められ、
初代インド総督を務めたヘースティングズが
「カリ」をイギリスで紹介したのが始まりだとされています。

19世紀なるとイギリスで
多くのスパイスを調合した「カレーパウダー」が完成しました。
そして一般向けに販売したところ、
誰でも手軽にカレーが作られるようになり
イギリスの家庭料理として普及していきます。

するとあっという間に世界中に広まっていき、
日本にも明治時代の頃伝わってきました。

日本のカレーの歴史

日本のカレーの歴史が始まるのは
江戸時代末期の1863年になります。

遣欧使節としてフランスに渡った三宅秀氏が
船中でカレーを見たのが最初のカレーの記録です。

その後、実際に日本でカレーが
食べられるようになったのは明治時代に入ってからでした。

この頃「西洋料理指南」という料理の本に
カレーの作り方が紹介されており、
具材にはカエルや長ネギが使われていたそうです。

大正時代になると、
現代食べられているカレーの基礎が完成し、
日本人の主食である米と合わせたカレーライスが誕生しました。

現在では固形カレールーやレトルトカレーなど
さまざまな製品が家庭で食べられており、
全国各地ではご当地カレーが登場するほど
日本人には欠かせない料理となっています。

最後に

この記事では
カレー発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

 

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