牛肉は、栄養豊富な食材です。
牛肉にはどのくらいの
タンパク質が含まれているかご存知ですか?
この記事では
100gの牛肉と300gの牛肉には
タンパク質含有量が
どのくらいあるのかを
部位別に分けて紹介します。
さらに牛肉のタンパク質の種類も解説していきます。
牛肉のタンパク質の種類
牛肉にはどのようなタンパク質が
含まれているのでしょうか。
まず牛肉は動物性タンパク質です。
動物性タンパク質は
脳卒中の予防にも役立ちます。
※動物性タンパク質について以下の記事でまとめています。
また、牛肉のアミノ酸スコアは100で、良質なタンパク質といえます。
さらに
牛肉には鉄分や亜鉛が多く含まれています。
鉄分は「機能鉄」と
「貯蔵鉄」の2つに分かれて働きます。
機能鉄とはタンパク質の構成部分になり、
主に赤血球やヘモグロビンの中に含まれて
全身に酸素を運ぶ働きをしています。
貯蔵鉄とは肝臓や筋肉などに
ストックされていて
機能鉄が不足したときに利用される鉄です。
牛肉は脳卒中と貧血の予防に
おすすめの食材なんです。
牛肉のタンパク質含有量を部位別に紹介!
牛肉100gと300gの
タンパク質含有量を
それぞれ部位別に紹介していきます。
※タンパク質の隣に緑色の数字で
脂質も一緒に紹介します!
牛肉100gあたりのタンパク質含有量
牛肉100gあたりの
タンパク質含有量は以下の通りです。
- 脂なしサーロイン(22g)4.4g
- 牛もも肉(21g)10g
- 脂なし牛ヒレ肉(21g)4.8g
- かた(19g)11g
- リブロース(19g)20g
- ランプ(18g)16g
- サーロイン(17g)24g
- 牛タン(15g)22g
- ばら(14g)33g
高たんぱく低脂質な部位は牛もも肉ですが、
脂なしを選べば、サーロインや牛ヒレ肉も
タンパク質豊富でヘルシーに食べられます。
あとは、焼き肉屋では見かけることがある
牛ミノ(第1胃)は、
タンパク質25gで脂質8gと
高たんぱく低脂質な部位もあります!
牛肉300gあたりのタンパク質含有量
牛肉300gあたりの
タンパク質含有量は以下の通りです。
- 脂なしサーロイン(66g)13.2g
- 牛もも肉(63g)30g
- 脂なし牛ヒレ肉(63g)14.4g
- かた(57g)33g
- リブロース(57g)60g
- ランプ(54g)48g
- サーロイン(51g)72g
- 牛タン(45g)66g
- ばら(42g)99g
一日に牛肉を300g食べれば、
成人に必要なタンパク質の50gを
簡単に摂取することができます。
しかし、植物性タンパク質も
一緒に摂ることが大切なので
牛肉は一日一食分程度が良いでしょう。
まとめ
この記事では
100gの牛肉と300gの牛肉に
タンパク質がどのくらい含まれているのか
(タンパク質含有量)を部位別にまとめました。