寝る前にりんごを食べると危険?【夜のりんごの注意点】

夜寝る前のりんご

 

目次

寝る前にりんごを食べるデメリット

寝る前にりんごを食べるデメリットは次の3つが挙げられます。

  • 太ってしまう
  • 消化不良を起こす可能性
  • お腹がゆるくなることもある

 

太ってしまう

夜、寝る前にりんごを食べると肥満リスクが上昇します。

りんご1個のカロリーは約168kcalです。

りんご自体は高カロリーというほどではありません。

 

では、なぜ夜に食べると太るのか?

 

夜は、朝や昼間に比べると、エネルギーの消費が少ないからです。

 

睡眠中は活動量がほとんどありません。

そのため寝る前にりんごを食べると、余ったエネルギーが脂肪として体内に蓄積されてしまう恐れがあります。

 

またりんごに含まれる栄養分にも太る原因があります。

りんごには、主に果糖という糖分が含まれています。

 

果糖は、白い砂糖などと比べて血糖値が上がりにくいと言われています。

しかし質の良い糖分であったとしても、摂り過ぎると中性脂肪が増大します。

 

活動量の少ない夜、特に寝る前に、果糖を含むりんごを食べると太る危険性があります。

 

糖質制限のダイエットをしている時に、りんごを食べる場合は、1日1/4個までにすると良いですね♪

 

 

消化不良を起こす可能性

夜、寝る前にりんごを食べると消化不良を起こす可能性があります。

 

なぜなら、りんごには有機酸※が多く含まれているから。

※有機酸=酸性の有機化合物の総称。

 

有機酸は胃の中に入っている食べ物を腐敗させてしまいます。

ガスを発生させ、胃もたれやげっぷの症状が出やすくなり、消化不良を引き起こします。

 

夜寝る前のりんごは控えて、寝る3時間前までに食べることをオススメします。

 

 

お腹がゆるくなることもある

夜、寝る前にりんごを食べるとお腹がゆるくなることがあります。

 

りんごにはペクチンや食物繊維など、腸内活動を活発化させる成分が豊富に含まれています。

つまりりんごは便秘改善の効果が期待できる食べ物です。

 

しかし夜は、副交感神経が優位に働く時間帯で、腸の活動が活発になります。

 

夜寝る前にりんごを食べることによって、睡眠中に働いている腸の活動をさらに活発にしてしまう恐れがあります。

そのため人によっては、夜りんごを食べることでお腹がゆるくなってしまうことがあるのです。

 

りんごを食べるのは夜ではなく朝がオススメ?

結論からいいますと
りんごは夜よりも朝に食べるのがオススメです。

 

りんごに含まれるペクチンや食物繊維が働き、朝の便通を促してくれます。

 

またりんごに含まれる糖質も、日中の活動で消費することができます。

 

さらに朝食前にりんごを食べると、血糖値は緩やかに上昇するので、太りにくいといわれています♪

 

 

寝る前に知っておきたい!りんごの栄養価や効果効能!

 

あなたは
りんごをどのように食べていますか?

アップルパイやりんごジュース、
丸ごと焼いて食べたり、
ポテトサラダに入れたり、
色々な調理に使われています。

そんなりんごには
どのような栄養が
含まれているのでしょうか。

 

以下では、りんごの栄養価、効果や効能も紹介していきます。

りんごのタンパク質含有量

りんご100gあたりの
タンパク質含有量は0.2gです。

りんごは植物性タンパク質
アミノ酸スコアは56です。

りんご1個は、約250g程なので
タンパク質は0.5g程度といえるでしょう。

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りんごの主な栄養成分

りんごに含まれる
主な栄養成分は以下の通りです。

  • ビタミンC
  • ペクチン
  • タンニン
  • ポリフェノール
  • カリウム
  • りんご酸
  • クエン酸
  • ビタミンA
  • ビタミンE
  • ビタミンB群

 

りんごは医者いらず
という言葉があるほど、
りんごは栄養価が高いといわれています。

 

特にりんごで注目されている栄養素は
ペクチンという食物繊維です。

ペクチンは
りんごの皮にも含まれているので、
りんごの皮も一緒に食べた方が
栄養をより多く摂取できます。

 

 

また、りんごは
エチレンガスを放出しています。

エチレンガスの働きは、
果物を熟す作用と
ジャガイモから芽が出てくるのを
抑制する作用があります。

そのため、
ジャガイモを保存する袋などには、
一緒にりんごを1つ入れておくと良いんです。

 

りんごの効果や効能

りんごに含まれる栄養から
得られる健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。

  • 疲労回復
  • ストレスの抑制
  • 美肌効果
  • アンチエイジング
  • 免疫力の向上
  • 血圧の安定
  • 老化の防止
  • がんの予防
  • 便秘の改善
  • 整腸効果
  • 血糖値の低下
  • コレステロール値の低下
  • 幼尿病リスクの低下
  • 貧血の予防
  • 虫歯予防
  • 利尿作用

 

りんごを一か月食べ続けた人は、
悪玉コレステロールが約40%近くも減るといわれています。

 

また、りんごに含まれる
アップルフェロンという成分は
歯に虫歯菌を付きにくくする作用があるんです。

 

りんごを食べすぎるとどうなるの?

りんごは人間の身体を
健康にしてくれる食材でありますが、
何事もほどほどが大切です。

もし、りんごを食べすぎると
何か影響があるのでしょうか?

考えらえる影響は
以下の物が挙げられます。

  • 下痢
  • 胃痛
  • 糖尿病
  • トイレが近くなる

 

食物繊維が多いので、
夜寝る前だけに限らず
りんごを過剰摂取してしまうと
腹痛や下痢になる恐れがあります。

 

りんごの食べ過ぎで
病気になるなどの報告はありませんが、
他の食品とバランス良く食べることが大切です。

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