うどんにはかけうどん、ざるうどん、きつねうどん、たぬきうどん、月見うどんなど、毎日食べても飽きないくらい種類豊富です。
また、調理も簡単なため、お店だけでなく家庭でも頻繁に食べられています。
しかし、うどん1品では物足りないと感じたり、栄養バランスが気になります。
うどんをメインとした場合、副菜にはどんな食べ物や食材がおすすめなのか?
うどんに合う副菜の例を挙げながら、栄養バランスの相性が良い食材を紹介します。
うどんに足りない栄養素
人間に必要不可欠な三大栄養素は炭水化物、脂質、たんぱく質です。
うどんは小麦から作られているため、主に炭水化物が含まれています。
炭水化物は体内に素早く消化吸収され、体を動かすためのエネルギー源となります。
もし、かけうどんやざるうどんであれば具材はほとんどありません。
そのため、摂取できる栄養素は炭水化物だけになります。
栄養バランスを考えるのであれば、脂質やたんぱく質を含んだうどんのメニューを選びましょう!
■脂質とたんぱく質を含んだうどんのメニュー例
- 天ぷらうどん
- 月見うどん
- きつねうどん
- 肉うどん
- カレーうどん
- 明太うどん
- アサリうどん
- 納豆うどん
さらに五大栄養素で考えれば、ビタミンやミネラルを補う必要があります。
そこで、うどんに副菜をプラスすることでバランスが良くなります。
うどんに合う副菜とは?
うどんに含まれる主な栄養素は炭水化物です。
補う必要のある栄養素は脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルですが、うどんのメニューによっては脂質やたんぱく質を補えます。
そこで、うどんに合うビタミン、ミネラルを補える副菜はどのようなものがあるか、例を挙げてみました。
■うどんに合う副菜の例
- 煮物
- お浸し
- サラダ
- ナムル
- 和え物
- 蒸し野菜
- 炒め物
このような副菜を作る場合、うどんはどんな食材と相性が良いか栄養素別にまとめました。
うどんの副菜に必要な栄養素【ビタミン】
うどんと相性の良いビタミンはビタミンB1やビタミンB3です。
ビタミンB1やビタミンB3には糖質(炭水化物)をエネルギーに変える効能をもちます。
ビタミンB1やビタミンB3を含む食材はそれぞれ次のようなものがあります。
■ビタミンB1を含む食材
- 切り干し大根
- 枝豆
- モロヘイヤ
- あさつき
- 豆苗
- アスパラガス
■ビタミンB3を含む食材
- エリンギ
- えのき茸
- ぶなしめじ
- なめこ
- マッシュルーム
- かぼちゃ
- ししとう
うどんの副菜に必要な栄養素【ミネラル】
うどんと相性の良いミネラルはカリウムです。
カリウムは、体内の余分な水分や塩分(ナトリウム)を調節する効能をもちます。
■カリウムを含む食材
- ほうれん草
- さといも
- 三つ葉
- にんにく
- にら
- たけのこ
- ひじき
- わかめ
うどんと相性が良い副菜のメニュー
うどんと相性が良い食材を使った副菜のメニューを考案してみました♪
■うどんと相性が良い副菜のメニュー
- 切り干し大根の煮物
- わかめとたけのこの煮物
- ほうれん草のお浸し
- かぼちゃと枝豆のマヨネーズサラダ
- 豆苗のナムル
- 里芋の胡麻和え
- アスパラガスときのこのソテー
最後に
うどんの栄養バランスを良くする副菜についてまとめました。
うどんだけでは補えない栄養素は、副菜と合わせることでバランスの良い献立になります。