妊婦がカフェラテを飲むと危険?【妊娠中の飲み物の注意点】
「妊婦はやっぱりカフェラテを飲んじゃダメ?」
「妊娠中にカフェラテを飲むとどんな危険があるの?」
コーヒーよりも苦味が少なく
飲みやすい「カフェラテ」。
妊娠中に飲むと、お腹の赤ちゃんに
何か影響はあるのでしょうか?
この記事では
妊婦がカフェラテを飲むと危険なのか?
妊娠中の飲み物の注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦がカフェラテを飲んでも大丈夫?
結論から言いますと、妊婦さんは
1日2杯程度のカフェラテなら飲んでOKです!
カフェラテとは、エスプレッソに
ミルク(牛乳)を入れて混ぜた飲み物です。
ちなみにカフェオレはコーヒーに
ミルク(牛乳)を入れているので
カフェラテとは味や豆が異なります。
苦味の強いエスプレッソって
カフェイン量も凝縮されていそうな
イメージがありますよね?
ところが意外にもエスプレッソは
コーヒーよりもカフェイン量が少ないんです。
そんなエスプレッソに牛乳を入れている
カフェラテ1杯(140ml)あたりの
カフェイン含有量は約47mg。
抽出時間などにもよっても前後はしますが、
カフェラテはコーヒーやカフェオレよりも
カフェイン含有量が少ないんです!
妊婦のカフェイン過剰摂取がダメな理由【妊婦がカフェラテを飲んでも大丈夫?】
「妊婦はコーヒーを飲んではいけない」
と、よく耳にするかもしれませんが
その理由はコーヒーに含まれている
カフェインが危険と考えられているから。
実際に、妊娠中にカフェインを摂りすぎると
自然流産してしまったり、生まれた赤ちゃんの
出生時が低体重となり、将来の健康リスクが
高くなってしまったりなどの弊害が考えられています。
英国食品基準庁(FSA)では
妊娠中の一日のカフェイン摂取量を
コーヒーの場合だとマグカップ2杯程度に
することを推奨しています。
〇英国食品基準庁(FSA)
妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200㎎(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。
出典:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A(厚生労働省)
WHOでは一日3~4杯まで、
カナダ保健省では300㎎までなど
摂取量の制限に多少前後はあります。
しかし、妊婦さんはカフェインを
絶対に摂ってはいけないわけではなく、
少量であれば問題ないと考えられています。
通常のコーヒーを2杯まで飲んでOK
ということであれば、牛乳が入っている
カフェラテも1日に2杯までなら
飲んでも問題ないと言えるでしょう。
しかし、コーヒーは抽出方法や
時間などによってもカフェインの濃さは変わってきます。
さらにチョコレートや緑茶など、
コーヒー以外の食べ物や飲み物にも
カフェインが含まれています。
「今日はカフェイン入りの
お茶も結構飲んじゃった」という人は
その日はカフェラテを1杯に抑える…など
1日のカフェイン量が多くなり過ぎないように調製することが大切です♪
妊婦にオススメのカフェラテとは?
最近では妊婦さん向けの「デカフェ」や
「ノンカフェイン」「カフェインレス」など
カフェインが入っていない飲み物もたくさんあります。
カフェインの摂取が心配な方は
カフェインの入っていないカフェラテを
探してみるのも良いと思います♪
最後に
妊婦がカフェラテを飲むと危険なのか、
妊娠中の飲み物の注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
エスプレッソはカフェインが少ないので
妊婦さんの強い味方と言えます♪
妊婦さんも「適量」を守って、
カフェラテを楽しんでみてくださいね。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!