妊婦がもずくを食べると危険?【妊娠中の食事(水産物)の注意点】
「妊娠中はもずくを食べていいの?」
「妊婦がモズクを食べるとどんな効果がある?」
健康食として知名度の高い
「もずく」は、妊娠中に食べると
お腹の赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がもずくを食べると危険なのか?
妊娠中にもずくを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく解説していきます。
妊婦がもずくを食べても大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦さんはもずくを食べてOKです!
もずくとは、ナガマツモ科の海藻です。
妊娠中にモズクを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろモズクには
次のような栄養素が含まれています。
- β-カロテン
- ビタミンB群
- ビタミンB9(葉酸)
- フコダイン
- カルシウム
- ミネラル
- ヨウ素(ヨード)
もずくはヌルヌルとした
食感が特徴的ですよね。
あのヌルヌルの正体は
「フコダイン」や「アルギン酸」といった
水溶性の食物繊維なんです。
フコダインはがん予防やアレルギー抑制、
コレステロール値の低下や高血圧改善など
いろいろな効果が期待できる栄養素です♪
さらに髪やお肌を健康に保つ効果もあり
妊娠中にはうれしい食材の一つなんです♪
妊婦がもずくを食べる時の注意点
妊婦さんがもずくを食べる時には
ヨウ素(ヨード)の過剰摂取に注意しましょう。
ヨウ素は、妊婦さんにとって
必要でもある栄養素です。
しかし、妊娠中に
過剰摂取してもいけないんです。
ヨードは昆布を筆頭に、ひじきやわかめなど
主に海藻類に含まれていることが多いです。
妊婦さんがヨードを摂りすぎてしまうと
赤ちゃんが先天性甲状腺機能低下症に
なってしまう恐れがあるのです。
ヨードは不足してもいけない栄養ですが
日本人の食生活では、海藻を食べる機会が多く
不足よりも過剰摂取を心配する必要があります。
【一日にとるべき妊娠中のヨウ素の推奨量】
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ミネラル」(厚生労働省)
モズクのヨード(ヨウ素)含有量は
1パック(80g)あたりおよそ1.2mgなので、
そこまで心配し過ぎる必要はありません。
もし普段から昆布出汁やわかめを
よく食べるという妊婦さんは気をつけた方が良いでしょう。
最後に
妊婦がもずくを食べると危険なのか、
妊娠中にもずくを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく解説していきました。
モズクは、他の海藻に付着することから
「藻付く」と名付けられたそうですよ♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!