妊婦がとろろを食べると危険？【妊娠中の食べ物の注意点】
「妊娠中にとろろを食べても大丈夫？」
「妊婦がトロロを食べると危険なの？」
つるつると食べられる口当たりが特徴の
”トロロ(とろろ)”は、妊娠中に食べても
母体に悪い影響はないのでしょうか？？
この記事では
妊婦がとろろを食べると危険なのか？
妊娠中にとろろを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦はとろろを食べても大丈夫？
結論から言います。
妊婦さんはとろろを食べてOKです！
妊娠中にとろろを食べたとしても
基本的にデメリットは全くありません。
※とろろには、妊娠中に必要な
色々な栄養が含まれています。
- ビタミンB1(チアミン)
- ビタミンB5(パントテン酸)
- ビタミンB6
- ビタミンC
- カリウム
- リン
- 食物繊維
とろろ特有のネバネバはムチンという成分で
体内のタンパク質を効率よく吸収し、腸内で
糖質を吸収するのを遅らせる働きがあります。
また、胃の粘膜を保護するので、
胃腸が弱くなりがちな妊娠中には
とろろはありがたい食材なのです✨
自然薯(じねんじょ)も
妊娠中に食べてＯＫです。
ちなみに、山芋と長芋ですが
栄養価の違いはほとんどありません。
山芋は粘りが強くて甘味があるのに対し
長芋は水分が多く粘りが少ないという違いがあります。
とろろのメリットは栄養面だけでありません。
そのとろとろっとした独特の食感によって
一緒に食べる食品を食べやすくしてくれます。
つわりでお困りの妊婦さんには
ありがたい味方になるでしょう。
妊娠中にとろろを生で食べてもいいの？
よく、妊娠中は食中毒の関係から
お肉や魚、野菜などもなるべく
生で食べないようにと言われています。
妊婦さんは、とろろも生で
食べてはいけないのでしょうか？
結論からいいます。
妊娠中のとろろに関しては
生で食べても問題がないと言われています。
ただし、とろろを摺(す)る時には
土がついている皮は剥くことをオススメします。
なぜなら、
土にはトキソプラズマ菌が
潜んでいる可能性があるからです。
妊婦がとろろを食べる時の注意点
- よく洗うこと
- 食べ過ぎに注意
これらのとろろの注意点について
次でわかりやすく解説していきます。
調理時によく洗うこと【妊婦がトロロを食べる時の注意点】
妊娠中にとろろをつくる時には
調理する時に芋をよく洗いましょう。
先ほども説明した通り、土には
トキソプラズマ菌が潜んでいることがあります。
このトキソプラズマ菌は、妊婦さんが
手に触れるだけでも感染する場合があるのです。
妊婦がトキソプラズマに感染すると
胎盤を通じてお腹の赤ちゃんが
「先天性トキソプラズマ症」を
引き起こす危険性があります。。
なので、芋(いも)を洗う時には
手袋をして洗うことをオススメします！
食べ過ぎに注意【妊婦がトロロを食べる時の注意点】
妊娠中には、トロロの
食べ過ぎに注意しましょう。
とろろは食べ過ぎると、妊婦さんが
アレルギーになる恐れがあります。
ただ、妊婦さんがトロロを食べ過ぎることで
胎児がアレルギーになることはないそうです。
赤ちゃんに影響はなくても、お母さんが
アレルギーになっては辛いですよね。
また、トロロを食べ過ぎると
下痢になる場合もあるので、
適量を食べるようにしましょう。
最後に
妊婦がとろろを食べると危険なのか、
妊娠中にとろろを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
つわりが辛い妊婦さんも、お米や麺にとろろをかけて食べやすくなったという人もいます。
ぜひ、栄養価も高いトロロを試してみてくださいね♪
