妊婦には焼き芋(やきいも)🍠がおすすめ?【妊娠中の食事(イモ類)の注意点】
「妊娠中はお菓子より焼き芋の方がいいの?」
「焼き芋(やきいも)が大好きな妊婦です!」
暑い夏から肌寒い秋に変わると
ホクホクの焼き芋🍠が食べたくなりますよね。
妊婦さんには焼き芋(やきいも)がオススメ
という話がありますが、本当なのでしょうか?
この記事では
妊婦が焼き芋を食べると危険なのか?
妊娠中に焼き芋を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく分かりやすく解説していきます。
目次
妊婦は焼き芋(やきいも)を食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんは焼き芋(やきいも)を食べてOKです。
むしろ焼き芋には、妊娠中に
必要な栄養素が含まれています。
食べる時の注意点もありますが、焼き芋は
妊婦さんにとってもオススメの食材なんです♪
なぜ妊娠中に焼き芋(やきいも)はおすすめなの?
妊娠中に焼き芋がオススメされる理由として、次の理由が挙げられます。
- 食物繊維たっぷり
- 葉酸も含んでいる
- 意外にビタミンも多い
焼き芋(やきいも)には、
食物繊維がたっぷり含まれています。
妊娠中は、便秘になりやすいことから
食物繊維の働きがとっても大切なんです。
また葉酸は、赤ちゃんの成長に必要な栄養で
不足してしまうと先天性異常などの
トラブルが起こる可能性があります。
【妊娠中の葉酸の食事摂取基準】
葉酸 | 18~29(歳) | 30~49(歳) |
妊娠初期 | 640㎍(240+400) | 640㎍(240+400) |
妊娠中期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
妊娠後期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
※妊娠初期(〜13週6日)、妊娠中期(14週0日〜27週6日)、妊娠後期(28週0日〜)
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
ビタミンEは血液をサラサラにする作用があり
赤ちゃんの成長に必要な栄養素をスムーズに
運んでくれるようにするのです。
このように焼き芋(やきいも)には、
妊婦さんにとってありがたい栄養が
たくさん含まれています。
また焼き芋は腹持ちが良いことからも
間食としてオススメの食材なんです。
妊婦が焼き芋(やきいも)を食べる時の注意点
妊婦さんが焼き芋を食べる時には
注意しなければいけないこともあります。
↓
- 食べ過ぎに注意
- トキソプラズマに注意
これらの注意点について
以下で解説していきます。
食べ過ぎに注意【妊婦が焼き芋を食べる時の注意点】
妊婦さんが焼き芋を食べる際には
食べ過ぎないように注意しましょう。
焼き芋には、糖質、炭水化物、
食物繊維が多く含まれています。
糖質の摂りすぎは妊娠糖尿病に、
炭水化物の摂りすぎは体重の増加に、
食物繊維の摂りすぎは便秘につながります。
「だったらどれくらいなら食べていいの?」
妊娠中の場合は、一度に焼き芋を食べるのは
半分までにしておいた方が良いでしょう。
焼き芋は間食として2回ほどに分けて
一日で1本食べるくらいが良いとされています。
トキソプラズマ菌に注意【妊婦が焼き芋を食べる時の注意点】
妊婦さんが焼き芋を食べる時には、
トキソプラズマ菌にも注意が必要。
土に含まれているトキソプラズマ菌は
妊娠中に感染すると胎盤を通じて
お腹の赤ちゃんが先天性トキソプラズマ症を
引き起こす危険があります。
そのため、やきいもを調理するときには
皮をしっかりと洗うことが大切です。
サツマイモの皮も栄養価が高いので、できれば
食べたいところですが、心配な方は
皮を取って食べた方が良いでしょう。
最後に
妊婦さんが焼き芋(やきいも)を
食べると危険なのか?問題ないのか?
妊娠中に焼き芋を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
お菓子の代わりに焼き芋を食べれば
妊婦さんに必要な食物繊維やビタミンが
たくさん摂れてうれしいですね♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!