妊婦がたこ🐙を食べると危険?【妊娠中の食事(魚介類)の注意点】
「妊娠中に蛸(たこ)を食べても大丈夫?」
「妊婦がたこを食べると水銀の影響ってある?」
妊娠中に魚介類を食べてはいけない、と
よく聞きますが、それに関しては
魚介の種類によって異なります。
この記事では
妊婦さんがたこを食べると危険なのか?
妊娠中にタコを食べる時の注意点や
体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦がたこを食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんはたこを食べてOKです!
妊娠中に蛸(タコ)を食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろタコには、妊娠中に必要な
次の栄養が豊富に含まれています。
生のたこは100gあたり約76kcal、
茹でだこは100gあたり約99kcalです。
茹でダコはカロリーが増えますが、
それに相乗して、タンパク質の値も21.7gまで上昇します。
またたこには、栄養ドリンクなどにも
入れられているタウリンという成分も
豊富に含まれていて、疲労回復の効果もバツグンなんです♪
赤ちゃんへの栄養が最優先となって
疲れやすくなる妊婦さんにとって
タコは素敵な栄養食品と言えるのです♪
妊婦がたこを食べる時の注意点
妊婦さんがたこを食べる時には
次のことに気をつけましょう。
- 食べ過ぎない
- 中まで加熱する
これらの注意点について以下で解説していきます。
食べ過ぎない【妊婦がたこを食べる時の注意点】
蛸(たこ)は水銀に関して、特に注意が
必要でない魚介類とされていますが
妊娠中は念のため食べ過ぎないようにしましょう。
<妊婦の方々へ>
近年、魚介類を通じた水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告がなされています。
この胎児への影響は、例えば音を聞いた場合の反応が 1/1,000 秒以下のレベルで遅れるようになるようなもので、あるとしても将来の社会生活に支障があるような重篤なものではありません。
出典:魚介類に含まれる水銀について(厚生労働省)
米食品医薬品局では、妊娠中は
水銀量が少ない魚介類を1週間に
340gまで食べても良いと発表しています。
ただこの数値は、アメリカ人の体格向けなので
これよりも気持ち少なめの量が良いでしょう。
中まで加熱する【妊婦がたこを食べる時の注意点】
妊婦さんがたこを食べる時は
中まで加熱するようにしましょう。
蛸(たこ)を生の状態で食べると
リステリア菌などの食中毒を
引き起こすリスクがあるからです。
妊婦さんは免疫力が低下しているので
普段よりも食中毒にかかる可能性が高いです。
妊娠中、食中毒になってしまうと
飲める薬が限られているだけではなく、
下痢や嘔吐などの症状によって、
胎児にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため次のたこ料理は控えた方が良いでしょう。
- 刺身
- 寿司
- たこわさ
たこの寿司も、きちんと茹でてあれば
問題ありませんが、不安な場合は
お店の人に確認してみましょう。
最後に
妊婦さんがたこを食べると危険なのか、
妊娠中にタコを食べる時の注意点や
体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました🐙
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!