プリン発祥の地はどこ?【プリンの起源や歴史をわかりやすく解説】

プリンといえば甘くて柔らかくて
子どもから大人まで好きなスイーツですよね♪

今やたくさんの種類があるプリンですが、
プリン発祥の地やいつ頃から食べられているものか気になりませんか?

そこでこの記事では、
プリン発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

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目次

プリン発祥の地はどこ?【プリンの起源について】

プリン発祥の地は「イギリス」です。

プリンの起源となるものは
イギリスの料理「プディング」から生まれました。

プディングの誕生は16世紀頃、
イギリスの船乗りたちが考案した料理です。
(※16世紀、日本は室町時代から安土桃山時代)

船の上ではある食材を有効活用するために、
余った肉や野菜の端切れなど
さまざまな物を卵液に合わせ蒸してみました。
すると、無駄なく保存のきく料理として
プディングは好評でした。

船の上だけでなく、
徐々にイギリスの日常の食卓にも並ぶようになっていきます。

その後、具を入れずに
卵液だけを甘く味付けして固めた
「プリン」が考案され食べられるようになりました。

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プリンの歴史

プリンの歴史は18〜19世紀頃から始まります。
(※18~19世紀、日本は江戸時代から明治時代)

今ではプリンはスイーツの部類ですが、
それ以前はプディングといって
フルーツ、ナッツ、野菜や肉の切れ端など
いろいろ食材を卵液に混ぜ込むおかずでした。

次第に具なしの卵液だけを固めた
甘いスイーツも作られるようになり、
日本には江戸時代の終わり頃に「プリン」が伝わってきます。

しかし、
プリンという言葉は世界共通ではありません。
日本が指すプリンはイギリスでは
「カスタードプディング」になりますので注意しましょう。
(※イギリスではプディングは蒸し料理の総称)

「プディング」が日本に伝わった際、
日本人の耳には「ポッディング」や
「プッジング」などさまざまに聞こえたようです。
やがて統一させるために、
「プリン」という表音やカナ表記に定着させていきました。

日本のプリンの歴史

日本のプリンの歴史はまだ浅く、
江戸時代の後期から明治時代の初期に伝わりました。

横浜に居留するイギリス人から教わった
西洋料理をもとに
1872年「西洋料理通」という本が出版されます。
その本が日本の文献上、初めてプリンが載ったものです。

その後、少しずつレストランなどでプリンが作られるようになりました。

一般家庭に普及し始めたのは戦後以降の
1964年頃だとされています。

日本でプリンといえば
カスタードプリンが主流ですが、
南瓜プリン、マンゴープリン、牛乳プリン等
今やバリエーション豊富にあります。

そして、家庭や外食でも
定番デザートのひとつとなっていきました。

最後に

この記事では
プリン発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

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