魚を一尾から料理するとき、最初の小さな難関になるのがうろこ取り。
包丁でも落とせますが、専用のうろこ取りがあれば、硬いうろこもテンポよく外せます。魚をさばく時間が、少しだけ軽やかになる道具です。
日本製には、手入れしやすいステンレス製、昔ながらの真鍮製、うろこの飛び散りを抑えたタイプなど、魚料理をよく考えて作られた製品が揃っています。
ここでは、家庭で使いやすい日本製のうろこ取りを5商品紹介します。
日本製のうろこ取りの選び方
うろこ取りは、魚の大きさや使う頻度に合わせて選ぶと使いやすくなります。
家庭で鯛やアジなどをさばくなら、まず注目したいのが「飛び散りにくさ」。カバー付きや特殊な形状の商品なら、シンクまわりの後片付けを減らせます。
素材では、錆びにくく洗いやすいステンレス製が扱いやすい選択肢。硬いうろこをしっかり捉えたい場合は、厚みのある真鍮製も候補になります。
日本製のうろこ取りおすすめ5選
- 貝印 SELECT100 うろこ取り DH3016
- カンダ kan 新案ウロコ取り 000097
- 片力商事 鱗トル
- プリンス工業 18-8 うろこ取り 銀鱗
- 星三製作所 真鍮 ウロコ取り 大 TS-252
貝印 SELECT100 うろこ取り DH3016
家庭用として最初に選びやすいのが、貝印のSELECT100シリーズ。
ステンレス製の本体に、取ったうろこが飛び散りにくいカバーを組み合わせています。先端には細かな部分に使いやすいギザ刃もあり、ヒレの近くまで丁寧に処理できます。
カバーは取り外せて、本体はすっきりとした一体構造。食洗機にも対応しています。
使いやすさと後片付けのしやすさを、ひとつの道具にきれいにまとめた日本製のうろこ取りです。
カンダ kan 新案ウロコ取り 000097
昔ながらの道具らしさを残しながら、使いやすく工夫された日本製のうろこ取りです。
特徴は、輪のように開いたステンレス製のヘッド。魚に当たっている部分を見やすく、うろこも詰まりにくいシンプルな構造になっています。
天然木の柄は握りやすく、全長約21.5cm。鯛などの魚を一尾から下処理したいときにも取り回しやすいサイズです。
余計な機構を足さず、道具としての仕事に徹した佇まいも魅力です。
片力商事 鱗トル
「うろこが飛び散るのが苦手」という人に注目したいのが、片力商事の鱗トルです。
一般的な金属のギザ刃とは異なり、高強度の食品用ゴムを使った独特の構造を採用。魚の身を傷つけにくく、うろこの飛び散りも抑えながら処理できます。
左右どちらの手でも扱いやすい形状で、小さな魚から硬いうろこを持つ魚まで使いやすいのも特徴。
価格はやや高めですが、魚を丸ごと買う機会が多い家庭では、下処理の景色を変えてくれる一品です。日本製です。
プリンス工業 18-8 うろこ取り 銀鱗
一般的な木柄のうろこ取りとはひと味違う、オールステンレス製の「銀鱗」。
刃のまわりを覆うような独特の形によって、取ったうろこが周囲へ飛び散るのを抑えます。
18-8ステンレスを使った日本製で、木製部分がないため水まわりでも扱いやすいのが魅力。見た目にも無駄がなく、厨房道具のような凛とした雰囲気があります。
耐久性や手入れのしやすさを重視して、長く使える一本を選びたい場合にも有力な候補です。
星三製作所 真鍮 ウロコ取り 大 TS-252
硬いうろこをしっかり落としたいなら、昔ながらの真鍮製も魅力があります。
星三製作所の「真鍮 ウロコ取り 大」は、幅のある真鍮製ヘッドと天然木のハンドルを組み合わせた日本製。
鯛など、比較的大きく硬いうろこを持つ魚を処理するときにも使いやすく、シンプルだからこそ力加減を伝えやすいのが特徴です。
華やかな機能はありません。それでも、魚をさばくための道具らしい頼もしさがあります。昔ながらの調理道具が好きな人にも似合う一本です。
飛び散りにくい日本製のうろこ取りならどれ?
家庭での使いやすさを重視するなら、「貝印 SELECT100 うろこ取り DH3016」がバランスのよい選択です。
カバー付きでうろこが飛び散りにくく、ステンレス製で手入れもしやすいため、魚をさばく頻度がそれほど高くない家庭でも扱いやすくなっています。
飛び散りにくさをさらに重視するなら「片力商事 鱗トル」、オールステンレスにこだわるなら「プリンス工業 銀鱗」も魅力的です。
硬いうろこを力強く処理したい場合は、真鍮製の「星三製作所 真鍮 ウロコ取り 大」も候補になります。
日本製のうろこ取りで、魚料理の下ごしらえを軽やかに
魚料理は、下処理を丁寧にすると仕上がりまで変わります。
うろこ取りは小さな調理道具ですが、専用品をひとつ用意するだけで、包丁でこするより作業がぐっとスムーズになります。
扱いやすさなら貝印、飛び散りにくさなら鱗トル、昔ながらの使い心地なら真鍮製。
魚を一尾買って料理する楽しみを、静かに支えてくれる日本製の道具を選んでみてください。