ラーメン発祥の地はどこ?【ラーメンの起源や歴史をわかりやすく解説】

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ラーメンは日本で生まれた料理です!

一般的に中華料理に区分されているため、
中国で誕生した料理と思われていることもあり
驚かれた方もいるかもしれません。

この記事では、
ラーメン発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

 

ラーメン発祥の地はどこ?【ラーメンの起源について】

ラーメン発祥の地はここ日本です!

ラーメンの起源とされているのが、
江戸時代の末期に誕生した南京町という
今の中華街のようなところが原点だとされています。

その頃、華僑が食べていた「南京そば」という
麺料理を参考にして作られたようです。
※華僑とは、中国本土から海外に移住した中国人およびその子孫のこと

南京そばとの違いは麺にかん水を使用し、
スープや具材なども日本風にアレンジして「ラーメン」が誕生しました。

初めは屋台で親しまれていたようです。

ラーメン店として初めて店を構えたのが
明治時代の1910年のことで、
東京浅草に「来来軒」がオープンし
醤油ラーメン発祥の地といわれています。

ラーメンの歴史

ラーメンの歴史を辿っていくと、
室町時代の中頃まで遡ります。

室町時代【ラーメンの歴史】

室町時代三代将軍であった
足利義満により創建された「相国寺」は京都にあります。

この寮舎にいた僧侶の日記に
ラーメンに近いものを示す記述が
2017年と最近になって発見されていました。

その日記には、
小麦とかん水を使用した経帯麺を食べたことが記されていました。

それが1488年のこととされ、
最も古いラーメンの記録とされています。

江戸時代【ラーメンの歴史】

室町時代の記録が発見されるまで、
ラーメンが食べられたのは江戸時代の中頃とされていました。

中国より招いた儒学者の朱舜水が
「汁そば」を作ってくれたものが原点とし、
それを食べたのが1697年のことでした。

そして、それを食したのが
水戸黄門こと徳川光圀だったと言われています。

しかし、
その時の麺にはかん水は使用されておらず
蓮根をつなぎとした麺であっため、
ラーメンとはいえないという意見もあります。

明治時代【ラーメンの歴史】

明治時代の中頃になると、
「南京そば」という中国風そばの屋台が
横浜で次々みられるようになりました。

明治時代が終わる頃の1910年には
日本初のラーメン店として、
東京浅草で「来来軒」が開店します。

大正時代から現代【ラーメンの歴史】

大正時代になると、
ラーメンを専門とする店が増えていき、
この頃から「ラーメン」という言葉が定着し始めます。

しかし、
昭和に入り第二次世界大戦がはじまると
多くのラーメン店が閉店へ追い込まれました。

戦後まもなくして
各地域に闇市が誕生するようになると、
物資が乏しい時代にピッタリの食べ物として
ラーメンが人気を集めていたそうです。

そして今日に至るまで
さまざまな麺やスープの種類が考案され、
全国にたくさんのご当地ラーメンが誕生しました。

今や「ラーメン」は日本だけではなく、
世界中で愛される有名な日本料理となっています。

最後に

この記事では
ラーメン発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

 

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