ころりと丸いたこ焼きを返すたび、食卓に小さな歓声が生まれる。
家庭で楽しむたこ焼きだからこそ、焼き上がりを左右する「道具」にも少しこだわりたいところです。
日本製のたこ焼き器には、火力の強いカセットガス式から、じっくり熱を蓄える南部鉄器のプレートまで個性豊かな商品があります。
なかでも鉄鋳物は蓄熱性に優れ、表面を香ばしく、中をやわらかく仕上げやすいのが魅力。IH対応なら、ガスコンロのない家庭でも使いやすくなります。
今回は、日本製にこだわって選びたい人におすすめのたこ焼き器・たこ焼きプレートを5つ紹介します。

日本製のたこ焼き器・たこ焼きプレートの選び方
日本製だからといって、使い勝手がすべて同じというわけではありません。
まず確認したいのが「熱源」です。
卓上で手軽に焼きたいなら、カセットガス式のたこ焼き器が便利。普段使っているコンロにのせるなら、直火対応のプレートが扱いやすくなります。
IHを使う家庭では「IH対応」の表記も確認してください。
また、焼き上がりにこだわるなら鉄鋳物も有力候補です。ずっしりとした鉄が熱を抱え込み、たこ焼き一つひとつへじんわり伝えてくれます。
日本製のたこ焼き器・たこ焼きプレートおすすめ5選
- イワタニ カセットガスたこ焼器 スーパー炎たこII CB-ETK-2
- 岩鋳 南部鉄器 たこ焼23穴 24025
- 岩鋳 南部鉄器 たこ焼14穴 木柄付 90033
- OIGEN 南部鉄器 たこ焼角型16穴 CA30L
- 池永鉄工 電調専科 たこ焼き 16穴
イワタニ カセットガスたこ焼器 スーパー炎たこII CB-ETK-2
「焼きやすさ」を優先するなら、まず候補に入れたい一台です。
カセットガスを使う直火式で、プレートにはフッ素樹脂加工を施したアルミダイカストを採用。電源コードを気にせず、食卓の中央でたこ焼きを楽しめます。日本製で、Amazonでもレビュー数・販売実績ともに非常に多い定番モデルです。
鉄の重厚さよりも、テンポよく次々と焼いていきたい人に向いています。
たこ焼きパーティーの主役を任せやすい、頼もしい一台です。
岩鋳 南部鉄器 たこ焼23穴 24025
南部鉄器らしい、どっしりとした鉄の存在感を楽しめるたこ焼きプレートです。
一度に23個焼けるため、家族や友人と囲む食卓にもぴったり。ガス・直火・IHに対応し、岩鋳公式でも日本製と明記されています。サイズは約28.5×22.5cm、重量は約2.8kgです。
軽快さよりも、鉄の蓄えた熱でじっくり焼くタイプ。
表面にこんがりと焼き色をつけたい人におすすめです。
岩鋳 南部鉄器 たこ焼14穴 木柄付 90033
鉄のたこ焼き器は欲しいけれど、持ち手の扱いやすさにもこだわりたい。
そんな人に合うのが、岩鋳の木柄付きモデルです。
14穴の鋳鉄製で、ガス・直火・IHに対応。木柄が付いているため、本体だけのプレートとはまた違ったフライパン感覚で扱えます。生産国は日本です。
無骨な南部鉄器に木の持ち手が加わり、道具としての表情もどこかやわらか。
少人数でたこ焼きを楽しみたい家庭にも選びやすい一枚です。
OIGEN 南部鉄器 たこ焼角型16穴 CA30L
南部鉄器の老舗・OIGEN(及源)のたこ焼きプレートです。
16穴の角型で、素材には鋳鉄を使用。Amazonの商品情報でも原産国は日本と記載されており、長く販売されてきた実績のあるモデルです。
華美な装飾はなく、黒い鉄の板に丸い穴が整然と並ぶ姿は、いかにも料理のための道具。
使い込む時間まで含めて楽しみたい人に似合います。
なお、OIGENでは2025年12月に新しい南部鉄器のたこ焼器「てつだこ」も発売しています。
池永鉄工 電調専科 たこ焼き 16穴
IH対応の日本製たこ焼きプレートを探しているなら、有力候補になるのが池永鉄工の「電調専科」です。
16穴の鉄鋳物製で、底面を平らにすることで電磁調理器に密着しやすい設計。ガスコンロの五徳にも置きやすく作られています。Amazonでも長く販売されている人気商品です。
余計な機能を加えず、鉄と熱でたこ焼きを焼く。
そんな潔さが魅力の一枚です。
南部鉄器のたこ焼き器は何が違う?
南部鉄器の魅力は、ずっしりとした鉄そのものが熱を蓄えてくれることです。
軽いプレートのように温度が急激に変化しにくく、生地を流し込んだあとも熱を保ちやすいのが特徴。
その熱が生地の外側を香ばしく焼きながら、内側へじんわり届いていきます。
たこ焼きを焼く時間そのものを楽しむなら、南部鉄器は単なる調理器具というより「育てて使う道具」に近い存在です。
一方で重量があるため、洗浄や収納の手軽さではアルミ製のたこ焼き器に軍配が上がります。
気軽さならイワタニ、鉄の焼き味なら南部鉄器。
この違いを基準に選ぶと、自分に合う一台が見つかりやすくなります。
まとめ
日本製のたこ焼き器には、手軽なガス式から重厚な南部鉄器まで、それぞれ違った魅力があります。
焼きやすさを重視するなら「イワタニ スーパー炎たこII」、南部鉄器らしい一枚を選ぶなら「岩鋳 たこ焼23穴」が特におすすめです。
IHで使いたい場合は、岩鋳や池永鉄工など対応熱源を確認して選びましょう。
くるりと返した生地が、きれいな球になった瞬間。
たこ焼き器ひとつで、いつもの食卓は少しだけ縁日のようににぎやかになります。
長く使える日本製の一台を選んで、自宅ならではのたこ焼きを楽しんでみてください。
