豆腐発祥の地はどこ?【豆腐の起源や歴史をわかりやすく解説】

豆腐は日本の健康食として定番ですよね!

そのままでも食べられたり、
汁物の具としてやメイン料理にも使われる万能食品です。

子供からお年寄りまで食べられて、
日本の食卓には欠かせないものでしょう。

そんな豆腐はどこで誕生したのかご存じですか?

この記事では、
豆腐発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

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目次

豆腐発祥の地はどこ?【豆腐の起源について】

豆腐発祥の地は「中国」です。

豆腐の起源には諸説あるのですが、
誕生は紀元前2世紀頃といわれています。
(※紀元前2世紀頃は日本は弥生時代)

初代皇帝の孫である劉安(りゅうあん)が
部下に作らせたのが豆腐の始まりとされ、
それが16世紀の中国の書「本草綱目」に残されています。

しかし、豆腐について書かれた文献は
本草綱目より古いものが残されていないため、
紀元前2世紀には存在していなかったという説もあります。

そうなると豆腐が確実に存在していたのは、
日本に伝わってきた唐代の中期頃が最も古い記録となるでしょう。
(※唐代中期頃は日本は奈良時代)

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豆腐の歴史

豆腐の歴史は長く、その始まりは中国です。

豆腐が日本へ伝わってきたのは奈良時代の頃で
諸説ありますが、遣唐使の僧侶らによって伝えられたとされています。

ここからは時代に分けて豆腐の歴史を解説していきます。

奈良時代【豆腐の歴史】

奈良時代の頃、
遣唐使によって仏教が伝えられます。
その際に寺院で使う食材の一つとして
豆腐も伝わったのではないかとされています。

平安時代【豆腐の歴史】

豆腐の最も古い記録は1883年、平安時代の末期です。

奈良春日大社の神主の日記に、
お供物として「春近唐符一種」が記されています。
この「唐符」が日本で最初の豆腐の記録です。

鎌倉時代【豆腐の歴史】

鎌倉時代に入ると、
禅宗が中国から伝わってきます。

これにより植物性の食品だけで作る
精進料理を食べるようになり、
豆腐が重宝されるようになっていきました。

室町時代【豆腐の歴史】

室町時代になると豆腐は
僧侶たちの精進料理としてだけでなくなります。
次第に貴族社会や武家社会にも伝わり、
全国的に広まっていきました。

江戸時代【豆腐の歴史】

江戸時代に入ると、
ようやく一般の人にも豆腐が広まり始めます。

しかしこの頃はまだ、
豆腐は贅沢品でありハレの日などの
特別な時にしか食べられませんでした。

一般庶民の食卓に上るようになったのは
江戸時代の中頃になってからです。

日常的に豆腐が食べられるようになると、
1782年に初めて豆腐料理の本が出版されます。
するとたちまち話題となり、
翌年、翌々年にも豆腐のレシピ本が刊行されました。

この3冊で約240種もの豆腐料理が紹介され、
更なる豆腐ブームも呼び、幅広く使われる食材となってきます。

そして、現在でも
日本の食卓には欠かせないものとして
健康やダイエット・美容にも良いと注目され続けている食品です。

最後に

この記事では
豆腐発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

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