妊婦が人参(にんじん)🥕を食べると危険?【妊娠中の食事(野菜)の注意点】
「妊娠中にニンジンって食べてもいいの?」
「妊娠中に人参を食べる注意点ってある?」
妊娠中に「人参(にんじん)🥕」を食べると
母体に何か悪い影響などはあるのでしょうか?
この記事では
妊婦が人参(にんじん)を食べると危険?
妊娠中にニンジンを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方についても
なるべく分かりやすく解説していきます。
妊婦が人参(にんじん)を食べても大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦さんは人参(にんじん)を食べてOKです!
妊娠中にニンジンを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろ人参には、妊娠中に必要な
栄養素がたくさん含まれた素敵な野菜です。
※ニンジンには以下のような栄養素が含まれています。
妊娠中のビタミンAの過剰摂取は
胎児が奇形する恐れがあると
言われたりすることがあります。
ということは、人参(にんじん)を
妊婦が食べ過ぎるといけないのでは?
実はビタミンAの種類には色々あって、
動物性由来か植物性由来かによって
この影響は大きく変わってきます。
気をつけないといけないのは
レバーやうなぎに含まれる動物性由来の
レチノールと呼ばれるビタミンAです。
【1日にとるべき妊娠中のビタミンAの推奨量】
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
ビタミンAの単位はすこし特殊で、μgRAE(レチノール活性当量)で表されます。
レチノールは動物性食品から、β-カロテンなどのカロテノイドは主に植物性食品から摂取されます。
人参に含まれる植物性由来の
ビタミンAはβ-カロテン(ベータカロテン)で
体内で必要な分だけビタミンAに
変換される安全な栄養素なんです。
そのため、
ニンジンをたくさん食べたからと言って、
胎児の奇形性などの恐れはないので
妊娠中でも安心して食べることができます。
人参を含んだ緑黄色野菜をとるときは
炒め物にしたり、ドレッシングやマヨネーズで
和え物にしたりすることをオススメします。
妊婦さんは人参(にんじん)を食べてもOK。
しかしです。
妊娠中に人参(にんじん)を食べる際に
知らない危険な注意点があります。
↓
妊婦が人参(にんじん)を食べる時の注意点
妊婦さんが人参(にんじん)を食べる時は
柑皮症(かんぴしょう)に注意しましょう。
妊娠中に限らず、人参を食べ過ぎると
手足が黄色くなってしまう症状を
「柑皮症(かんぴしょう)」と言います。
柑皮症はβ-カロテンの過剰摂取で、
皮膚にカロテンの色素が沈着することがあるのです。
胎児への影響などはないとされていますが
手が黄色くなったら、ニンジンの食べ過ぎです。
柑皮症は、β-カロテンの摂取を
控えることで自然と治ります。
人参は1日1本程度を目安に食べると
健康効果が期待できるので、
無理に食べ過ぎる必要はありません。
最後に
妊婦が人参(にんじん)を食べると危険なのか
妊娠中にニンジンを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく分かりやすく解説していきました。
1年中売られているニンジン🥕ですが
10~12月が旬と言われています。
炒めたり茹でたり、調理方法はいろいろ♪
油で調理すると吸収率がアップすると
言われているので、試してみてくださいね!
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!