妊婦がホタテを食べると危険?【妊娠中の帆立(ほたて)の注意点】
「妊娠中に帆立(ほたて)は食べない方が良い?」
「妊婦がホタテを食べる注意点はある?」
妊婦さんは魚貝類に注意が必要ですが、
”帆立(ほたて)”は妊娠中に食べると
赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がホタテを食べると危険なのか?
妊娠中にほたてを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
妊婦がホタテを食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんはホタテを食べてOKです!
妊娠中にほたてを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろホタテには
次のような栄養素が含まれています。
- ビタミンB1(チアミン)
- タウリン
- ビタミンB9(葉酸)
- ビタミンB12
- 亜鉛
- タンパク質
葉酸は、胎盤の生成や赤ちゃんの
成長に欠かすことのできない栄養素です。
妊娠中は一日480μgの葉酸を摂取することが
必要とされていますが、ホタテ100gを
食べるとおよそ87μgの葉酸を摂取できます。
帆立貝に含まれるタウリンやビタミンB群、
葉酸などは水に溶けやすい性質を持っています。
そのため、茹でる調理法だと
せっかくの栄養が溶け出してしまいます。
ホタテ貝を調理するときは
焼く、炒める、揚げるといった
方法をオススメします♪
妊婦がホタテを食べる時の注意点
妊婦がホタテを食べる時は
次のことに気をつけましょう。
- 火を通す
- 貝毒の恐れ
これらの妊娠中のホタテの注意点について
以下でわかりやすく簡単に解説していきます。
火を通す【妊婦がホタテを食べる時の注意点】
妊婦さんがホタテを食べる時は
加熱をして食べるようにしましょう。
生のホタテ貝を食べると
リステリア菌やノロウイルスに
感染してしまう恐れがあります。
特に妊娠中は免疫が低下しているので
普段よりも食中毒にかかるリスクが
20倍も高まっていると言われています。
食中毒などの菌は
中まで十分に加熱することで死滅します。
貝毒の恐れ【妊婦がホタテを食べる時の注意点】
妊婦さんは帆立に含まれることのある貝毒に注意が必要です。
ホタテは、シーズンや年によっては
貝毒(かいどく)が発生する場合があります。
この貝毒はたとえ加熱をしても
死滅しないので注意が必要です。
基本的には出荷が停止されますが、
その時期にホタテを食べることは
念のため、控えた方が良いと思います。
また帆立(ほたて)を貝ごと調理する場合は
ウロと呼ばれる黒い部分を取り除きましょう。
このウロの中には胃袋があって
ホタテが食べた餌が入っています。
ホタテのエサであるプランクトンが
もし仮に有毒だった場合、ウロには
貝毒が含まれていることがあるのです。
最後に
妊婦がホタテを食べると危険なのか?
妊娠中にほたてを食べる注意点についても
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!