妊婦があさりを食べると危険?【妊娠中の食事(魚介類)の注意点】
「妊娠中にあさりを食べても大丈夫?」
「妊婦があさりを食べると危険なことはある?」
妊娠中に魚介類を食べる際には
注意が必要とよく言われますが、
あさりを妊婦が食べてしまうと
お腹の中の赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦があさりを食べると危険なのか?
妊娠中にあさりを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦はあさりを食べても大丈夫?
結論から言いますと
妊婦はあさりを食べてOKです!
妊娠中にあさりを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろあさりには、妊娠中に
摂取したい栄養素がたくさん含まれます。
あさりには、次のような栄養素がたくさん含まれています。
あさりの栄養で特に注目すべきは
ビタミンB12と鉄分です。
ビタミンB12は貝類の中でもNo.1の含有量です。
ビタミンB12は鉄分の生成を促して
貧血を予防する働きがあります。
さらにビタミンCを多く含む食品と一緒に
あさりを食べると、鉄分の吸収率がアップします。
その為あさりは、トマトやブロッコリーなどと
合わせて食べることをオススメします♪
妊婦は「あさりの酒蒸し」を食べても大丈夫?
あさりの一つの美味しい食べ方として
「あさりの酒蒸し」は有名ですよね。
日本酒や白ワインと一緒にあさりを
蒸して食べる調理方法です。
妊娠中にあさりの酒蒸しを食べると
アルコールを摂取してしまうかも…と
心配する妊婦も多いかもしれません。
しかし、安心してください。
アルコールはきちんと加熱すれば
蒸発してしまいます。
妊娠中の料理酒について、
こちらの記事で詳しく解説しています。
ただし、妊娠中は
仕上げにお酒を使ったりすると、
アルコールが十分蒸発していない可能性が
あるので、注意しましょう。
妊婦があさりを食べる時の注意点
妊娠中にあさりを食べる時の
注意点は次の2つが挙げられます。
- あさりの食べ過ぎに注意
- しっかりと加熱する
これらのポイントについて
以下で解説していきます。
あさりを食べ過ぎないこと【妊婦があさりを食べる時の注意点】
栄養が豊富だからといって、妊婦さんはあさりを食べ過ぎないようにしましょう。
食べ過ぎることで、消化不良となり
お腹の調子が悪くなってしまうことがあります。
目安としては、
1日に殻付きのあさりを
100gまでに抑えましょう。
しっかりと加熱すること【妊婦があさりを食べる時の注意点】
妊娠中にあさりを食べる時にはしっかりと加熱をしてから食べましょう。
妊婦が生のあさりを食べると
リステリア菌などの食中毒を
引き起こす危険性が高まります。
また食中毒を予防するためには
新鮮なあさりを選ぶことも大切です。
妊婦、高齢者や免疫機能が低下している方(抗がん剤治療中やHIVエイズの方など)は、少量のリステリアでも発症し、敗血症や髄膜炎など重篤な状態(リステリア症)になることがあり、海外では死亡例も確認されています。
特に、妊婦が感染すると、リステリアが胎盤や胎児へ感染し、流産や生まれた新生児に影響がでることがあります。
最後に
妊婦があさりを食べると危険なのか?
妊娠中にあさりを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
あさりは調理法も多彩で、
スーパーでも気軽に購入できます。
栄養豊富な食材なので、定期的に
食卓に並べてみてくださいね♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!