妊婦が午後の紅茶を飲むと危険?【妊娠中の飲み物の注意点】
「妊娠中に午後の紅茶って飲んでも大丈夫?」
「午後の紅茶が好きな妊婦なのですが!」
自動販売機やコンビニでも売られている
KIRIN「午後の紅茶」は、妊娠中に
飲んでも影響はないのでしょうか?
この記事では
妊婦が午後の紅茶を飲むと危険なのか?
妊娠中に午後の紅茶を飲む時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
妊婦が午後の紅茶を飲んでも大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦さんは午後の紅茶を飲んでOKです!
妊娠中に、午後の紅茶など
飲み物を飲む際に警戒しているのは
「カフェイン」や「カロリー」だと思います。
カフェインやカロリーの量は、
午後の紅茶の種類によって異なります。
100mlあたりに含まれる
カフェインとカロリーは以下の通りです。
紅茶の種類 | カフェインの量(mg) | カロリーの量(kcal) |
ストレートティー | 13mg | 16kcal |
ミルクティー | 20mg | 37kcal |
レモンティー | 10mg | 28kcal |
おいしい無糖 | 10mg | 0kcal |
デカフェストレートティー | 0.001mg未満 | 14kcal |
茶葉2倍ミルクティー | 38mg | 40kcal |
これらの数字だけだと、そこまで
カフェインは多くなさそうですよね。
妊婦さんはどのくらいなら飲んでも問題ないのでしょうか?
妊婦が飲んでも問題のないカフェインの量は?
妊婦さんのカフェインの上限は
一日におよそ300mgまでと
報告している機関が多いです。
一番厳しい英国食品安全庁だと
妊娠中は1日200mgまでと喚起しています。
これらの数字を見る限り、
妊娠中でも午後の紅茶を
1日500mlのペットボトル1本を飲む程度なら
カフェインやカロリーを過剰に
心配する必要はなさそうですね。
妊婦が午後の紅茶を飲む時の注意点
妊婦さんが午後の紅茶を飲む時には
次の点に気をつけましょう。
- カフェインの過剰摂取
- カロリーの過剰摂取
これらの注意点について
以下で解説していきます。
カフェインの過剰摂取【妊婦が午後の紅茶を飲む時の注意点】
妊婦さんが午後の紅茶を飲む時は
カフェインの過剰摂取に注意しましょう。
「500ml程度ならいいんでしょ!」と
思っている妊婦さんもいるでしょう。
しかし、他の飲み物や食べ物にも
カフェインが含まれていることをお忘れなく。
毎日コーヒーを飲んでいる人や
チョコレートを食べている場合だと
カフェインの摂りすぎになるかもしれません。
妊娠中にカフェインを摂りすぎると
カフェインの働きで血管や心筋の収縮を促したり
カルシウムや鉄分の吸収を阻害したりします。
その結果、妊娠高血圧症候群や
流産や早産を引き起こすリスクが
高まると言われているのです。
カフェインが気になる方は、
カフェイン0タイプのデカフェがオススメです♪
カロリーの過剰摂取【妊婦が午後の紅茶を飲む時の注意点】
妊婦さんは、午後の紅茶を飲む時に
カロリーにも注意をしましょう。
午後の紅茶はカロリーがあります。
カロリーを摂りすぎてしまうと
体重の増加や妊娠糖尿病のリスクが。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
カロリーが気になる方は、無糖タイプの午後の紅茶がオススメです♪
最後に
妊婦が午後の紅茶を飲むと危険なのか
妊娠中に午後の紅茶を飲む時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきました。
「午後ティー」という愛称でも
親しまれている午後の紅茶は、
多くの人に飲まれています。
妊娠中も「適量」を守って
美味しい午後ティーを楽しんでくださいね。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!