妊婦がジャンクフードを食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「妊娠中期にジャンクフードが食べたくなる!」
「妊婦はジャンクフードを食べると影響ある?」
時々無性に食べたくなることがある
「ジャンクフード」は、妊娠中に食べると
赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がジャンクフードを食べると危険なのか?
妊婦がジャンクフードを食べる注意点なども
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
妊婦がジャンクフードを食べても大丈夫?
つわりの症状がやわらぐ妊娠中期には
ジャンクフードなど油の多い食べ物を
無性に食べたくなる妊婦さんが多いようです。
結論から言いますと、妊婦さんは
ジャンクフードを食べても大丈夫です。
ジャンクフード…というと
ポテトやチキン、ハンバーガーなどを
思い浮かぶ人が多いと思います。
ジャンクフードの定義は
栄養価のバランスを著しく欠いた食品
とされています。
つまりミネラルやビタミンなど
体に必要な栄養素がほぼ含まれておらず
高カロリーかつ高塩分な食品と言えるでしょう。
毎日3食食べるなどではなく、時々
ジャンクフードを食べる程度であれば
胎児への悪影響を心配し過ぎることはありません。
ただし、妊婦さんがジャンクフードを
食べる時には注意点もあるので、しっかり理解しましょう。
妊婦がジャンクフードを食べる時の注意点
妊婦さんがジャンクフードを
食べる時は、次のことに気をつけましょう。
- 妊婦さんへの影響
- 赤ちゃんへの影響
これらの注意点について以下で解説していきます。
妊婦さんへの影響
妊娠中にジャンクフードを食べることで
妊婦さんへ及ぼす影響は主にこちら。
- 妊娠高血圧症候群
- 体重の増加
- 血糖値の上昇
- 添加物
- 栄養不足
高カロリーかつ高塩分な食べ物を
食べ続けると、妊娠前の状態よりも
高血圧や糖尿病になりやすいです。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
さらにジャンクフードに含まれている
添加物は、カルシウムなど栄養素の吸収を
妨げる場合があり、栄養不足に注意が必要。
ジャンクフードを食べたい場合は
一緒に野菜を食べるようにしましょう。
赤ちゃんへの影響
妊娠中にジャンクフードや
ソフトドリンク、スナック菓子など
偏った食生活を送り続けると、
赤ちゃんへも影響が出る可能性が
あると言われています。
一つは、
生まれた子供が5歳までの成長段階で、
精神面に影響が出る可能性があります。
- かんしゃく
- うつ
- 不安症
- 攻撃的性格
他にも、赤ちゃんが
生活習慣病にかかりやすくなったり、
肥満になりやすくなるなど体質の面でも
影響が出ると考えられています。
妊娠中の食生活は、
妊婦さん自身だけでなく、生まれてくる
赤ちゃんにも影響を及ぼします。
現在、ジャンクフードばかり
食べているなぁ…と思った妊婦さんは、
一度食生活を見直してみましょう。
最後に
妊婦がジャンクフードを食べると危険なのか
妊婦がジャンクフードを食べる注意点なども
なるべく簡単にわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!