妊婦がししゃもを食べると危険?【妊娠中の食事(魚類)の注意点】
「妊娠中にししゃもを食べても大丈夫?」
「妊婦がシシャモを食べると危険なことはある?」
この記事では
妊婦がししゃもを食べると危険なのか?
妊娠中にししゃもを食べる時の注意点や
失敗しない正しい食べ方などについても
わかりやすく解説していきたいと思います。
妊婦はししゃもを食べても大丈夫?
結論から言いますと
妊婦さんはししゃもを食べてOKです!
妊娠中にししゃもを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろししゃもには、妊娠中に
摂取したい栄養素がたくさん含まれます。
※ししゃもには、次のような栄養素がたくさん含まれています。
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB5(パントテン酸)
- ビタミンB9(葉酸)
- ビタミンB12
- ビタミンD
- ビタミンE
- カルシウム
- リン
- 亜鉛
- セレン
- EPA
- DHA
- カリウム
- マグネシウム
- コラーゲン
頭から食べることができるししゃもは
効率よくカルシウムを摂ることができます。
シシャモを丸ごと1匹(約15g)食べれば
50㎎のカルシウムを摂ることができ、
カルシウム不足になりがちな妊婦さんには
ありがたい食材といえるでしょう。
またししゃもの卵には
コラーゲンが含まれているので、
美肌効果なども期待できますよ♪
なぜ妊婦もししゃもは食べても大丈夫なの?
お魚全般には、良質なタンパク質や
血管障害の予防、アレルギー反応を
抑制する作用があるDHA、EPAが多く含まれます。
魚には妊娠中に摂取しておきたい
栄養素がたくさん含まれています!
しかし、一部の魚は自然界に存在する
水銀が食物連鎖によって、魚を通して
取り込まれているものがあるのです。
この一部の魚というのは、
クジラやイルカなどの大きい魚のこと。
ししゃもの場合は、水銀を含む量が
非常に少ないとされています。
そのため、シシャモは妊娠中であっても
問題なく食べて大丈夫と言われているのです。
厚生労働省でも、妊娠中に注意が
必要なのは、食べる魚の種類と量と説明しています。
参考:厚生労働省「これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと」
気軽に食べられるししゃもは、妊娠中に
積極的に摂っていきたい食べ物ですね♪
妊婦がししゃもを食べる時の注意点
妊娠中にししゃもを食べる時の注意点は
コレステロールと塩分の過剰摂取です。
実ししゃもは塩水に漬けたものを
干した干物のひとつなので少し塩分が高め。
ししゃもは調味料をつけないで
そのまま食べることをオススメします。
またししゃもは卵があってもなくても
比較的コレステロールが高いです。
妊娠中はコレステロール値が高くなる人も多く
コレステロールの過剰摂取は糖尿病の原因となります。
栄養があるからと言って、毎食
ししゃもを食べるなど過剰摂取することは控えましょう。
最後に
妊婦がししゃもを食べると危険なのか、
妊娠中にししゃもを食べる時の注意点や
失敗しない正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
ししゃもは焼くだけでなく、
フライにしたり南蛮漬けにしたり
炊き込みご飯にしても美味しいですよ♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!