じゃがいもは
焼く・煮る・揚げるなど
色々な調理法で
たくさんの料理に使われています。
そんなじゃがいもには
どのような栄養が
含まれているのでしょうか。
この記事では
じゃがいものタンパク質保有量や
じゃがいもの栄養価、
効果や効能も紹介していきます。
じゃがいものタンパク質保有量
じゃがいも100gあたりの
タンパク質保有量は1.6gです。
じゃがいもは
植物性タンパク質で、
アミノ酸スコアは73です。
じゃがいもの主成分はデンプンで、
タンパク質はあまり含まれていません。
じゃがいもの栄養価
じゃがいもは糖質が多くて、
太りやすい…なんてイメージが
あるかもしれません。
しかし、じゃがいもは栄養価が高く、
糖質以外にも以下のような
栄養が含まれています。
じゃがいもには100gあたりに
35mgのビタミンCが含まれています。
さらに
じゃがいもに含まれるビタミンCは
デンプンに守られていることから、
加熱調理しても損失しにくいという
魅力的な特徴を持っています。
本来ビタミンCは熱によって
損失してしまうのですが、
じゃがいものビタミンCは熱に強いんです。
また、
じゃがいものビタミンC含有量は
時期によって変化します。
収穫直後の6~9月の新鮮なじゃがいもには
ビタミンCが多く含まれています。
貯蔵期間が長くなるほど
ビタミンC含有量は減少します。
旬の時期に色々な調理で
じゃがいもを楽しみたいですね。
じゃがいもの芽と皮には要注意
じゃがいもの芽には
「ソラニン」や「チャコニン」という
天然毒素が多く含まれています。
これらの毒素は、
人間にとってかなりの毒です。
腹痛、下痢や嘔吐、
頭痛やめまいなどの症状を起こし、
最悪の場合は死に至ります。
また、この毒素は芽だけではなく
日光に当たって緑色に変色した皮にも
含まれています。
傷んだじゃがいもの皮も危ないので
食べる前に確認しましょう。
しかも、
ソラニンとチャコニンは熱に強く、
焼いたり茹でたりしても
毒素は残ってしまいます。
もしも、妊婦さんが
この毒素部分を食べてしまった場合、
今のところは
胎児に影響が出る結果はありません。
しかし、母体には影響が出ますので
じゃがいもを食べる際には
芽と皮をしっかり取り除くことをおすすめします。
じゃがいもの効果や効能
じゃがいもの栄養によって
得られる効果や効能は
主に以下の通りです。
- 精神安定
- 高血圧の予防
- 腸内環境の改善
- むくみ予防
じゃがいもに含まれるビタミンCは
体内でのコラーゲンの生成や、
有害な活性酸素から
体を守る働きをしてくれます。
じゃがいもの栄養は利尿作用もあり、
ナトリウムを体外に排出する働きをして
高血圧の対策にも役立ちます。
まとめ
この記事では
じゃがいものタンパク質保有量や
じゃがいもの栄養価、効果や効能などをまとめました。