あさりに含まれる栄養素の効能や効果について、わかりやすく徹底解説します。
あさりに含まれる栄養素の効能まとめ
あさりは酒蒸しや味噌汁の具など日本料理に用いられることが多い食材です。
貝類は栄養豊富なものが多いですが、あさりにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
あさりの効能について、栄養素別でまとめていきます。
タウリンの効能【あさりの栄養素の効能】
あさりに含まれるタウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種です。
うまみ成分として知られていますが、タウリンは次の4つの効能をもちます。
- 血中のコレステロールや中性脂肪を減らす
- 体内の毒素を分解したり放出させる
- インスリンの分泌を促す
- 血圧を正常に保つ
ビタミンの効能【あさりの栄養素の効能】
あさりに含むビタミン類にはビタミンCやビタミンE、ビタミンB群など種類豊富に入っています。
なかでもビタミンB12は貝類の中でもっとも含有量が多いです。
ビタミンB12はビタミンb9(葉酸)と協力して、赤血球中のヘモグロビン生成をサポートする効能をもちます。
他にも、末梢神経を正常に機能させる効能やDNA、脂肪酸を合成する効能をもちます。
ミネラルの効能【あさりの栄養素の効能】
あさりにはカリウム、マグネシウム、リン、カルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルが含まれています。
特に注目すべきは亜鉛と鉄分の効能です。
亜鉛は血流を良くしてくれるため、新陳代謝の向上や免疫力を高める効能をもちます。
また、味覚を正常に保つ効能や、脳の機能を高めて神経伝達物質を作る効能ももちます。
鉄分は造血作用や全身に酸素を運び、体を動かすためのエネルギー源となる効能をもちます。
(※あさりの鉄分は体内に吸収されやすい動物性タンパク質に含まれる「ヘム鉄」)
どんな効果を期待できる?【あさりを食べるメリットまとめ】
あさりを食べるとどんなメリット(効果)があるのか?
あさりに期待できる効果を簡単に紹介します。
- 生活習慣病の予防
- 疲労回復効果や二日酔い防止
- 貧血予防
- 皮膚や髪の健康維持
- 眼精疲労や肩こりの解消効果
生活習慣病の予防効果【あさりに期待できる効果】
あさりに含むタウリンの効能により、血中のコレステロールや中性脂肪を減らすことで血液がサラサラになり、動脈硬化などの生活習慣病の予防効果が期待できます。
また、インスリンの分泌を促すことは糖尿病の予防、血圧を正常に保つことは高血圧の予防効果が期待できます。
疲労回復効果や二日酔い防止【あさりに期待できる効果】
あさりに含まれるタウリンの効能によって、血中のコレステロールを抑制し血液がサラサラになると肝機能を正常に働かせることができます。
肝機能が高まると疲労回復効果や、アルコールの代謝を助けるため二日酔い防止の効果が期待できます。
貧血予防【あさりに期待できる効果】
あさりに含む鉄分やビタミンB12の効能により、ヘモグロビンの生成を助ける働きは貧血予防の効果が期待できます。
皮膚や髪の健康維持、改善効果【あさりに期待できる効果】
あさりに含む亜鉛の効能により、血流が良くなることで肌荒れや抜け毛などを防ぐため、皮膚や髪の健康維持、改善効果が期待できます。
眼精疲労や肩こりの解消効果【あさりに期待できる効果】
あさりに含まれるビタミンB12の効能により末梢神経を正常に機能させることは、眼精疲労や肩こりの解消効果が期待できます。
また、亜鉛の効能により脳機能が高まることで緊張がほぐれたり、血流改善によっても肩こり解消の効果が期待できます。
最後に
あさりに含まれる栄養素の効能や効果についてまとめました。