鮭(しゃけ)というと
おにぎり、お寿司、お茶漬けなどの和食や
マリネ、ムニエル、ホイル焼き等の洋食にも
幅広く食べられている食材です。
そんな鮭は
どんな栄養が含まれているのでしょうか。
この記事では
鮭のタンパク質保有量や
鮭の栄養価、効果や効能も紹介していきます。
鮭(しゃけ)のタンパク質含有量
鮭(しゃけ)100gあたりの
タンパク質含有量は約22gです。
鮭は動物性タンパク質で、
アミノ酸スコアは100です。
さらに消化吸収率も99%で
良質のタンパク質といえます。
ちなみに鮭の切り身は約80g程なので
タンパク質は18g程度含まれています。
鮭(しゃけ)の栄養価
鮭は栄養価が高く、
様々な栄養が含まれています。
実は鮭(しゃけ)は
白身魚ということをご存知ですか?
赤身魚か白身魚かは
体内の血色素「ミオグロビン」の
含有量によって分類されます。
鮭は白身魚なのに
なぜ身が赤いのかというと
「アスタキサンチン」という
天然の色素成分を筋肉中に溜め込んでいるからなんです。
今、「アスタキサンチン」は
注目されている栄養素です。
このアスタキサンチンは
とても強い抗酸化作用を持っています。
なんとビタミンEの
100~1000倍の
抗酸化作用を持っているんです。
特にアスタキサンチンは
鮭の中でも赤みの強い紅鮭に多く含まれています。
鮭(しゃけ)の皮は栄養豊富!
鮭の皮は栄養豊富なんです。
皮にはフィッシュコラーゲンと呼ばれる
良質なコラーゲンが含まれていて
紫外線でできたシミを治す働きなどをしてくれます。
さらにDHAとEPAの栄養分が
皮のすぐ下の脂質に含まれているので
皮をとってしまうと、
食べ損ねてしまう恐れがあります。
そのため、皮まで一緒に食べて
鮭の多くの栄養を摂取しましょう。
鮭(しゃけ)の白子はすごい
鮭の白子というと
あまり馴染みがないかもしれませんが
実はあまり摂れない栄養を含んでいます。
それは、リボ核酸(RNA)と
デオキシリボ核酸(DNA)です。
RNAとDNAは
新しい細胞を作る際に必要な栄養です。
そのため、鮭の白子の摂取は
脳機能の改善、疲労回復などの効果があります。
さらにふぐの白子などは
高価なイメージがありますが、
鮭の白子は値段が安いことが多いので、
もし見かけたら、ぜひ食べてみて下さい。
鮭(しゃけ)の効果や効能
鮭を食べることによって
どのような効果や効能が
得られるのでしょうか?
鮭の効果や効能は以下の通りです。
- アンチエイジング
- 美肌効果
- 発がん予防
- 糖尿病予防
- 眼精疲労の解消
- 記憶力や学習能力の向上
- 脳血栓や心筋梗塞の予防
- 血圧、血糖値の低下
- ダイエット効果
- 骨粗しょう症の予防
などなど、たくさんあります。
鮭に多く含まれる
「アスタキサンチン」は
美肌効果で有名なビタミンCの
約6000倍の抗酸化作用があります。
しかし、「塩鮭」は食べすぎると
高血圧の原因になる恐れがあるので、気を付けましょう。
まとめ
この記事では
鮭(しゃけ)のタンパク質含有量や
鮭の栄養価、効果や効能もまとめました。