あさりは、
味噌汁の具や出汁に使ったり、
パスタやパエリアの具材にも使える
万能な食品ですよね。
また、夏が旬な貝なので、
夏の潮干狩りシーズンに採れるあさりは
一番美味しい時期のものなんです。
そんなあさりには
どのような栄養が含まれているのでしょうか。
この記事では
あさりのタンパク質含有量や
あさりの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
あさりのタンパク質含有量
あさり100gあたりの
タンパク質含有量は6gです。
あさりのタンパク質は
動物性タンパク質で
アミノ酸スコアは81です。
数字だけ見ると100に満たないし、
タンパク質が少ないと思うかもしれません。
しかしあさりのタンパク質には
タウリンが豊富に含まれていて、
非常に良質なタンパク質といえるのです。
あさりの栄養価
あさりに含まれる代表的な
栄養成分は以下の通りです。
あさりに含まれるビタミンB12の量は、
貝類の中でもトップといわれています。
また、あさりに豊富に含まれる
タウリンは旨み成分でもあり、
出汁としても有能なんです。
あさりの調理法
あさりの栄養を
より多く摂取するのは
どのような調理法が良いのでしょうか。
あさりは、加熱したときに汁が出ます。
その汁の中には、
旨み成分や栄養素が
豊富に含まれているので、
煮汁を一緒に摂れる調理法が良いです。
特に、水の状態から温めることが大切で、
汁にしっかりと旨みが加わります。
ですが、加熱をしすぎると
身が固くなり栄養も壊れてしまうので、
口が開いたら加熱を止めると良いです。
あさりの効果や効能
あさりの栄養素から得られる
健康効果や効能は以下が挙げられます。
- 肝臓機能の向上
- 貧血の予防
- アルコール障害の改善
- 動脈硬化の予防
- 味覚の改善
- 疲労回復
- 美肌効果
- 中性脂肪の改善
- 生活習慣病の予防
- 血圧の抑制
貧血で悩む人は、
あさりを食べた方が良いと言える程
鉄分が豊富に含まれています。
さらに、鉄分だけでなく
貧血に効果のある
ビタミンB2も多く含まれています。
その他にも、
あさりはビタミンB12も豊富です。
人はビタミンB12が不足してしまうと
頭痛、めまいなどの症状が出る悪性貧血や
慢性疲労、神経痛などの症状が出てきます。
タウリンは、旨み成分だけでなく
アルコールの代謝に効果があり、
二日酔いを防止してくれます。
まとめ
この記事では
あさりのタンパク質含有量や
あさりの栄養価、効果や効能もまとめました。
ぜひ、あさりの栄養を効率よく摂って、健康な身体を作りましょう♪