魚を三枚におろしたあと、最後に残る小さな骨。
包丁で切り落としてしまうこともできますが、せっかくの身まで一緒に減ってしまうのは少しもったいないものです。
そんな繊細な仕事に活躍するのが、魚用の骨抜き。先端がぴたりと合う一本なら、小骨だけを狙ってすっと引き抜けます。
なかでも日本製には、金属加工で知られる燕三条で作られたものをはじめ、ステンレス製の使いやすい商品がそろっています。
この記事では、日本製の魚の骨抜きからおすすめの商品を厳選して紹介します。
日本製の魚の骨抜きおすすめ5選
SUWADA 骨抜きトング
新潟県三条市の諏訪田製作所が手がける、燕三条生まれの骨抜きトングです。
一般的な毛抜き型より握りやすく、魚の骨をしっかりつかみやすいのが魅力。道具としての美しさもあり、魚料理を丁寧に楽しみたいときに似合う一本です。
下村企販 骨抜き 関東型 47074
燕三条のキッチン用品メーカー、下村企販の日本製骨抜きです。
丸みのある関東型で、先端を小骨に合わせやすいシンプルな形。持ち手には凹凸があり、指を添えて安定させやすくなっています。食洗機対応なのも便利です。
関兼常 骨抜き 東型 KC-038
刃物の産地として知られる岐阜県関市のブランド、関兼常の日本製骨抜きです。
先端の合わせを重視した東型で、小さな骨を狙いやすいのが特徴。魚を自分でさばく機会が多く、昔ながらの骨抜きをしっかり使いたい人に向いています。
仙武堂 骨抜き 関西型
先端が斜めに伸びた関西型の日本製骨抜きです。
作業する部分が見えやすく、骨の位置を確認しながらつまみやすいのが特徴。刺身や焼き魚の下ごしらえなど、細かな骨を一本ずつ取り除きたい場面で使いやすい形です。
STYLENEO 燕三条製 骨抜き
新潟県燕三条で作られた、オールステンレスの魚用骨抜きです。
すっきりとした昔ながらの形で、魚を三枚におろしたあとの小骨取りに活躍。余計な装飾がなく、台所に一本置いておきやすい実用的な道具です。
魚の骨抜きは関東型・関西型・トング型から選ぶ
魚用の骨抜きは、形によって使い心地が変わります。
定番は、毛抜きを大きくしたような「関東型」。握る力を調整しやすく、アジやサバ、鮭など幅広い魚に使えます。
先端に角度がついた「関西型」は、骨をつまむ位置が見えやすいのが特徴です。
一方、SUWADAのようなトング型は手全体で握りやすく、ピンセット型に力を入れにくい場合にも選択肢になります。
迷ったら、まずは扱いやすい120mm前後の関東型から選ぶと使いやすいでしょう。
ステンレス製なら魚の下処理に使いやすい
魚の骨抜きは、水や魚の身に直接触れる道具です。
そのため、家庭用ならステンレス製が使いやすい選択肢。使用後にさっと洗いやすく、日常の魚料理に気兼ねなく使えます。
さらに重要なのが先端の噛み合わせです。
骨を挟んだときに先端がずれると、骨だけがするりと逃げてしまいます。細い小骨までしっかりつかみたいなら、先端が精密に合うものを選びたいところです。
燕三条の骨抜きは小さな道具にも日本のものづくりを感じられる
新潟県の燕三条地域は、包丁や鍋、カトラリーなど数多くの金属製品を生み出してきた土地です。
骨抜きは手のひらに収まるほど小さな道具ですが、実際に使う部分は先端のわずかな面積。その小さな接点が、使いやすさを左右します。
魚をさばく時間を少し心地よくしたいなら、燕三条をはじめとする日本製の骨抜きは魅力的な選択肢です。
最後に
魚料理では、包丁ほど目立たない骨抜きが最後の仕上がりを支えてくれます。
アジの刺身、鮭の切り身、サバ料理など、小骨をきれいに取り除くだけでも食べやすさは大きく変わります。
手軽さならシンプルな関東型、骨を見ながら作業するなら関西型、握りやすさを重視するならトング型。
日本製の一本を選んで、魚をさばく時間まで楽しんでみてください。