赤ちゃんが牛乳を飲むと危険?いつから安全?【乳幼児期の飲み物の注意点】
「赤ちゃんに牛乳はいつから飲ませていい?」
「牛乳を飲ませる時に気をつけることは?」
乳幼児には、いつから
どんな飲み物を与えても良いのか
気になりますよね。
この記事では
赤ちゃんが牛乳を飲むと危険?
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
赤ちゃんが牛乳を飲むと危険?
ぎゅうにゅうは子どもの食生活に
欠かすことのできない食品のひとつ。
ギュウニュウには次のような
栄養がバランスよく含まれています。
- カルシウム
- タンパク質
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンB2
- ビタミンB3(ナイアシン)
- ビタミンB5(パントテン酸)
- ビタミンB9(葉酸)
- ビタミンB12
- 脂質
- ナトリウム
- カリウム
- リン
- 亜鉛
カルシウムやタンパク質が豊富に
含まれている牛乳は、子供の成長に
必要な栄養素の補給源となります。
カルシウムは、胎児の骨や歯を
形成するのに必要な栄養素です。
しかしです。
0歳の赤ちゃんに牛乳を与えると
赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす
可能性があります。
そのため1歳未満の乳児には牛乳を飲ませてはいけません。
0歳の赤ちゃんが牛乳を飲んではいけない理由
どうして0歳の赤ちゃんには
牛乳を飲ませてはいけないのか?
簡単に言うと、ギュウニュウよりも
母乳やミルクの方が、赤ちゃんに
必要な栄養素を摂取できるからです。
また乳児がぎゅうにゅうを飲むと
次の問題もあります。
- 牛乳アレルギー
- 乳糖不耐症
乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)とは
牛乳の中に含まれる乳糖(ラクトース)を
消化吸収のため分解するラクターゼという
消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。
乳糖不耐症には
次のような症状が現れます。
- 消化不良
- 下痢
- 腹部不快
- 腹痛
- おなら
牛乳を飲むとお腹が痛くなったり
ゴロゴロする人がいるのは、乳糖不耐症であることが多いんです。
赤ちゃんはいつから牛乳を飲んで良い?
牛乳を飲み物として与えるのは
1歳を過ぎてからにしましょう。
厚生労働省による
「授乳・離乳の支援ガイド」には、
牛乳を飲み物として与えるのは
1歳を過ぎてからが良いと書かれています。
牛乳を飲用として与える場合は、
鉄欠乏性貧血の予防の観点から、
1歳を過ぎてからが望ましい。参考:授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)
また離乳食の食材としては、
乳製品は離乳食中期(生後7~8ヶ月)から使用して良いとされています。
赤ちゃんが牛乳を飲む時の注意点
1歳を過ぎた赤ちゃんに
牛乳を飲ませる場合は、
様子を見ながら少しずつ始めましょう。
- 人肌程度に温める
- 最初は50mlくらいから
- 飲んだ後の様子を観察する
- 小児科の開いている時間帯に
ただしこの時期、ぎゅうにゅうは
必ず摂取しなければならないわけではありません。
むしろギュウニュウを飲ませすぎて
他の離乳食が食べられなくなる方が心配です。
また少ない量だからといって
牛乳アレルギーが起こらないということでもないので、注意が必要です。
最後に
赤ちゃんが牛乳を飲むと危険なのか
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!