赤ちゃんが桃(もも)を食べると危険?いつから安全?【乳幼児期の離乳食の注意点】
「赤ちゃんはモモをいつから食べて良い?」
「子どもにピーチを与える注意点はある?」
夏が旬の果物である”桃”は
離乳食として赤ちゃんに
食べさせても良いのでしょうか?
この記事では
赤ちゃんが桃(もも)を食べると危険?
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
赤ちゃんが桃(もも)を食べると危険?
結論から言います。
赤ちゃんは桃(もも)を食べてOKです!
モモには、次のような栄養素が含まれています。
- 果糖
- ビタミンE
- ビタミンB3(ナイアシン)
- ビタミンC
- カリウム
- 食物繊維
- 鉄分
- ミネラル(無機質)
- クエン酸
- カテキン
- ペクチン
- クリサンテミン
- ケンフェロール
ピーチのほとんどは水分ですが、
意外にもビタミンCが豊富なんです♪
また便秘改善の効果を持つ
ペクチンも含まれていますよ。
桃を使った缶詰やジャムは糖分が多いので、離乳食で使用することはオススメしません。
赤ちゃんはいつから桃(もも)を食べて良い?
離乳食に桃(もも)を取り入れるのは
離乳食初期(5,6か月)からOKです!
モモは、皮をむいて種を取ります。
離乳食初期は細かく刻んで、
さらにすりつぶしたものを
電子レンジで20~30秒ほど加熱します。
中期では一口大に切ったものを、
後期では食べやすい大きさに切ります。
ピーチは皮をむいたままで置いておくと
変色しやすいですが、少量のレモン汁をかけておくと、防ぐことができます♪
モモは冷凍保存できる?【赤ちゃんが桃(もも)を食べると危険?】
桃(もも)は冷凍保存することが可能です。
まず月齢に合わせた状態にモモを
すりつぶしたり、カットします。
そして1回で食べる分量ずつ
ラップに包んで冷凍します。
製氷皿を使用するのも便利ですよ♪
赤ちゃんが桃(もも)を食べる時の注意点
赤ちゃんに桃(もも)を与える時は
次のことに気をつけましょう。
- モモを初めて食べさせる時
- アレルギーについて
これらの注意点について以下で解説していきます。
モモを初めて食べさせる時【赤ちゃんが桃(もも)を食べる時の注意点】
赤ちゃんに初めて桃(もも)を
与える時は次のことをオススメします。
- 桃をペースト状にして加熱する
- 平日の午前中に食べさせる
- 小さじ1の量からスタート
はじめてモモを食べさせる時には
しっかりと加熱したものを与えましょう。
果物は生のままでもOKなのですが、
加熱して酵素をとばすことで、
アレルギー反応が起きにくくなると
考えられています。
また加熱することで次のメリットも♪
- 殺菌効果
- 柔らかくなる
- 冷えを防ぐ
- 消化しやすくなる
- 甘みが増す
加熱後は、赤ちゃんがやけどをしない程度に冷ましてから食べさせましょう。
アレルギーについて【赤ちゃんが桃(もも)を食べる時の注意点】
桃(もも)はアレルギーを引き起こす食材の
「特定原材料等に準ずるもの20品目」
に指定されています。
つまり果物アレルギーを
引き起こす可能性があります。
次の症状が出た場合は
すみやかに病院を受診しましょう。
- 口の周りが赤くなる
- 口やのどがかゆくなる
- かゆみ、じんましん
- 目の腫れ、かゆみ
- 腹痛、下痢
- おう吐
赤ちゃんのアレルギーが心配な場合は、
早い時期に無理して食べさせずに
月齢が進んでから与えた方が良いかもしれませんね。
最後に
赤ちゃんが桃(もも)を食べると危険か
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!