妊婦が食パン🍞を食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「妊娠中に食パンを食べても大丈夫?」
「お米よりも食パンが好きな妊婦です。」
朝食には手軽な食パンを食べる人も
多いですが、妊娠中に食パン🍞を食べると
何か体に悪い影響などはあるのでしょうか?
この記事では
妊婦が食パンを食べると危険なのか?
妊娠中に食パンを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
妊婦は食パンを食べても大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦は食パンを食べてOKです!
基本的な食パンの原料はこちらです。
- 小麦粉
- バター
- 水
- 塩
- 砂糖
- イースト菌
パンは発酵過程を得ているので、
栄養素の消化吸収が良い食品です。
意外にも食パンは栄養バランスが高く
次のような栄養素が含まれています。
タンパク質はご飯の4倍、カルシウムは
ご飯の10倍も多く含まれています。
またビタミンB1とビタミンB2は
他の主食と比較しても2倍以上多い。
これらの栄養は、厚生労働省でも
妊娠していない時よりも少し多めに
摂取することを推奨しています。
食パンは、色々な具材を一緒に
食べることもできるのが魅力の一つ。
妊娠中は、ぜひ野菜や卵なども一緒にのせて
栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
妊婦が食パンを食べる時の注意点
妊婦さんが食パンを食べる時には、糖質の過剰摂取に十分気をつけましょう。
栄養バランスの良い食パンですが、
ご飯や麺類などに比べると、とても
糖質が高いことが弱点といえます。
糖質はご飯に比べると15倍もあるのです。
妊娠中に糖質を摂りすぎてしまうと
妊娠中毒症を引き起こす原因となり、
流産や早産となる可能性が高まります。
あまりいないと思いますが
3食すべて食パンを食べる事は避けて、
他のご飯やうどんなどの炭水化物も
バランスよく摂取していきましょう。
妊婦が食べても問題のない食パンの量とは?【妊娠中の食パンの摂取量について】
「食パンは糖質やカロリーが高いけど
一日どれくらいなら食べていいの…?」
食パンの場合は、8枚切2枚(120g)を
一日の摂取量の目安としましょう。
パンが大好き!という妊婦の場合は
ライ麦パンなど精米度が低い食パンにすると
食物繊維やビタミン、ミネラルなどを
妊娠中に豊富に摂ることができます。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
最後に
妊婦が食パンを食べると危険なのか、
妊娠中に食パンを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
食パン🍞は食器も少なく済むので、
比較的家事も簡単になりますよね♪
毎日お米を炊いたりして大変な時は
食パンを利用して家事を軽減させることも
妊娠中は大切なことです♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!