納豆に含まれる栄養素の効能や効果について、わかりやすく徹底解説します。
納豆に含まれる栄養素の効能まとめ
納豆とは、煮た大豆を納豆菌で発酵させた食品です。
納豆が健康にいいことは広く知られていますが、具体的にどんな効能があるのでしょうか?
納豆の効能について、栄養素別でまとめていきます。
たんぱく質の効能【納豆の栄養素の効能】
納豆に含まれるたんぱく質には人間が体内で合成することのできない必須アミノ酸を含んでいます。
必須アミノ酸は9種類あり、筋肉や内臓など体の組織を作る重要な成分としてそれぞれに効能をもちます。
必須アミノ酸の効能の例
- ビタミンB群の働きを助ける
- 食欲抑制に働きかける
- 体内の脂肪燃焼を促す
- 肝臓内の毒素や老廃物を排除する
- 血中コレステロール値を下げる
ビタミンの効能【納豆の栄養素の効能】
納豆はビタミンが豊富で、特に疲労回復の効能をもつビタミンB群が多く入っています。
ビタミンB2は肌や粘膜を健康に保つだけでなく、血糖値の上昇を抑える効能ももちます。
また、ビタミンKはカルシウムを骨に吸着させる効能や、出血した際に血液を固めて出血を止める効能があります。
ミネラルの効能【納豆の栄養素の効能】
納豆にはカルシウム、リン、マグネシウム、鉄分、カリウム、亜鉛、銅などミネラルが含まれています。
特にカルシウムが豊富で、健康で丈夫な歯や骨を作る上で重要な効能をもちます。
また、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムも含まれているため、効率よく栄養を取り入れることができます。
酵素の効能【納豆の栄養素の効能】
納豆のネバネバの糸は納豆独自のたんぱく質分解酵素です。
この酵素は「ナットウキナーゼ」といい、全ての食品の中で唯一血栓を溶かす効能をもちます。
その効能は、病院で使用される血栓溶解剤の点滴と同じくらいの作用があるといわれています。
どんな効果を期待できる?【納豆を食べるメリットまとめ】
納豆を食べるとどんなメリット(効果)があるのか?
納豆に期待できる効果を簡単に紹介します。
- 心筋梗塞や脳梗塞の予防
- 骨粗鬆症の予防
- 糖尿病やダイエット効果
心筋梗塞や脳梗塞の予防【納豆に期待できる効果】
納豆に含むナットウキナーゼの効能により血栓を溶かすため、心筋梗塞や脳梗塞の予防効果が期待できます。
血栓は寝ている間にできやすいため、夜に継続して食べることでより血栓を溶かす効果が高くなるとされます。
骨粗鬆症の予防【納豆に期待できる効果】
納豆に含まれるカルシウムの効能により骨が丈夫に作られることで、骨粗鬆症の予防につながります。
それだけでなく、カルシウムの吸収を高めるマグネシウムやビタミンKが含まれているため、骨粗鬆症の予防の効果が高いことが期待できます。
糖尿病やダイエット効果【納豆に期待できる効果】
納豆に含むビタミンB2の効能により血糖値の上昇を抑制するため、糖尿病予防の効果が期待できます。
また、血糖値が緩やかに上がることは糖の吸収を抑えるため、ダイエットの効果もあります。
他にも、必須アミノ酸に含まれる食欲抑制や体内の脂肪燃焼を促す作用、毒素や老廃物の排除といった効能もダイエット効果に期待できます。
最後に
納豆に含まれる栄養素の効能や効果についてまとめました。