きのこに含まれる栄養素の効能や効果について、わかりやすく徹底解説します。
きのこに含まれる栄養素の効能まとめ
きのこには椎茸、なめこ、舞茸、しめじ、エリンギ、マッシュルームなどたくさんの種類があります。
通年売られており、安価で調理もしやすいため、家庭で食べられることが多いかと思います。
そんなきのこにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
きのこの効能について、栄養素別でまとめていきます。
ビタミンの効能【きのこの栄養素の効能】
きのこのビタミンには、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB9(葉酸)などのビタミンB群やビタミンD2が多く含まれています。
それぞれの栄養素の効能については次の通りです。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB9(葉酸)
- ビタミンD2
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質の代謝を行い、脳や神経系の働きを維持する効能をもちます。
ビタミンB2
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康を保つ効能をもちます。
また、老化の原因となる過酸化脂質を分解する効能ももちます。
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンB9(葉酸)は血を作り出して血流を良くし、鉄の吸収を高める効能をもちます。
また、細胞の再生を促したり、疲労をもたらす乳酸の生成を抑える効能ももちます。
ビタミンD2
ビタミンD2はカルシウムやリンの吸収を促進させる効能をもちます。
他に、神経伝達や筋肉の収縮などを正常に行う効能ももちます。
ミネラルの効能【きのこの栄養素の効能】
きのこには体の基礎を作ったり、体の調子を整えるミネラルがたくさん含まれています。
リン、マグネシウム、カルシウム、鉄などが入っていますが、なかでもカリウムが豊富です。
カリウムは、体内の水分を調節して血圧を下げる効能や、余分な塩分(ナトリウム)を排出させる効能をもちます。
他にも、心臓や筋肉の機能を調整したり、脂肪燃焼を促す効能ももちます。
食物繊維の効能【きのこの栄養素の効能】
きのこに含む食物繊維は不溶性食物繊維が特に豊富です。
不溶性食物繊維は便の量を増やし、腸の蠕動運動を促す効能をもちます。
また、コレステロールや脂肪の吸収を抑えて体外に排出させる効能ももちます。
どんな効果を期待できる?【きのこを食べるメリットまとめ】
きのこを食べるとどんなメリット(効果)があるのか?
きのこに期待できる効果を簡単に紹介します。
- 便秘解消、ダイエット効果
- 骨粗鬆症予防
- 生活習慣病予防
便秘解消、ダイエット効果【きのこに期待できる効果】
きのこに含む不溶性食物繊維の効能によって腸の蠕動運動が活発になることで便秘解消の効果が期待できます。
便秘解消になると体の代謝が良くなり、ダイエット効果も期待できます。
さらに、不溶性食物繊維のコレステロールや脂肪の吸収を抑える効能とカリウムの脂肪燃焼を促す効能によって、より高いダイエット効果が期待できます。
骨粗鬆症予防【きのこに期待できる効果】
きのこに含むビタミンD2の効能によりカルシウムの吸収を促進させることで、骨粗鬆症予防の効果が期待できます。
また、ビタミンB9(葉酸)やカリウムの効能によって神経や筋肉、心臓などを正常に機能させることは丈夫な体を作る効果も期待できます。
生活習慣病予防【きのこに期待できる効果】
きのこに含むビタミンB9(葉酸)の効能によって、血流が良くなることは血圧を下げたり血糖値の上昇を抑えることにつながります。
そうすると、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病予防に効果が期待できます。
また、カリウムにも血圧を下げる効能があるため、高血圧予防の効果が期待できます。
最後に
きのこに含まれる栄養素の効能や効果についてまとめました。