ほうれん草は
「総合栄養野菜」と呼ばれるほど
栄養豊富なイメージのある野菜ですよね。
体に良いだけでなく
おひたし、サラダやデザートなどにも
使える有能な食材です!
実際にほうれん草には
どんな栄養が含まれているのでしょうか?
この記事では
ほうれん草のタンパク質含有量や
ほうれん草の栄養価、効果や効能も紹介していきます。
ほうれん草のタンパク質含有量
ほうれん草100gあたりの
タンパク質含有量は約2.2gです。
ほうれん草は植物性タンパク質で
アミノ酸スコアは64です。
ほうれん草の栄養価
ほうれん草はビタミン、ミネラルを
豊富に含む栄養価の高い緑黄色野菜です。
ほうれん草に含まれる
栄養成分は以下の通りです。
ほうれん草に含まれる
代表的な栄養素は鉄分です。
ほうれん草に鉄分は
なんと牛レバーと同量ほど
含まれているのです。
他にも
ほうれん草に含まれる
βーカロテンという栄養素は
活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用があります。
また、ほうれん草の
根本のピンク色の部分は
マンガンという栄養が豊富なので
捨てずに食べることをおすすめします。
ほうれん草の効果や効能
ほうれん草の栄養から
得られる健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 貧血の予防
- 抗酸化作用
- 美肌効果
- 免疫力の向上
- がん予防
- 目や皮膚の健康を保つ
日本人の女性は約20%が
貧血といわれるくらい、
貧血の人は多いんです。
そんな人には
ほうれん草の鉄分は非常に有効です。
ほうれん草の調理法
ほうれん草は
どのような調理法が良いのでしょうか?
ほうれん草は灰汁(アク)があるので
基本的に生では使わず、一度茹でます。
しかし、ほうれん草に含まれる
ビタミンCは水溶性です。
そのため、長時間茹でると
せっかくのビタミンCが流れ出てしまいます。
そんなビタミンCを
逃さないようにするためには
さっと茹でる必要があります。
まず沸騰している熱湯に
ほうれん草の根本を入れます。
根本がしんなりしたら
葉を10秒ほど茹でて、冷水で冷やします。
ほうれん草が冷えたら
すぐに取り出して、ほうれん草を絞ります。
もし、ほうれん草を冷凍した場合は
解凍したときに出た水も一緒に使うと
栄養が摂れるので良いです。
また、真空低温調理法を実践することで
ほうれん草の栄養をにがさずに
しかもおいしく調理することが可能です。
ほうれん草の食べ方
ほうれん草の食べ方で
「ほうれん草のごまあえ」は
非常におすすめです。
なぜならば、
ゴマに含まれているビタミンEは
ほうれん草に豊富に含まれる
ビタミンCの吸収を促進してくれます。
さらに、旬である冬に
ほうれん草を食べると
さらにビタミンCがたくさん摂れます。
昔から食卓に並んでいた
「ほうれん草のごまあえ」は
非常に健康効果の期待できる
食べ方だったんですね。
まとめ
この記事では
ほうれん草のタンパク質含有量や
ほうれん草の栄養価、効果や効能もまとめました。