うなぎに含まれる栄養素の効能や効果について、わかりやすく徹底解説します。
うなぎに含まれる栄養素の効能まとめ
うなぎといえば、スタミナ食や夏バテに効くというイメージがあります。
そんな身体に良いとされるうなぎにはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか?
うなぎの効能について、栄養素別でまとめていきます。
ビタミンの効能【うなぎの栄養素の効能】
うなぎにはたくさんのビタミンが入っています。
特にビタミンAが豊富で、うなぎの身の部分よりも肝に多く含まれています。
他にも、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンEとバランスよく含まれているのが特徴です。
それぞれの効能については次の通りです。
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンD
- ビタミンE
ビタミンA
ビタミンAは皮膚や粘膜の潤いを保ち、免疫機能を高める効能をもちます。
また、目の働きを良くする効能ももちます。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、乳酸を除去する効能をもちます。
また、脳や神経を正常に働かせる効能ももちます。
ビタミンB2
ビタミンB2は、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素の代謝をスムーズにし、体の調子を整える効能をもちます。
また、皮膚や粘膜、髪、爪などを保護する効能をもちます。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を助ける効能をもちます。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効能をもちます。
また、悪玉コレステロールの酸化を抑えたり、血行促進や免疫機能を高める効能ももちます。
脂質の効能【うなぎの栄養素の効能】
うなぎには不飽和脂肪酸の1種であるn-3系脂肪酸(オメガ3)が含まれています。
n-3系脂肪酸は人の体内で合成できない必須脂肪酸で、DHAとEPAが豊富に入っています。
それぞれの効能については次の通りです。
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
- EPA(エイコサペンタエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHAは脳内の神経細胞を活性化させる効能をもちます。
また、悪玉コレステロールを減らしたり、視力を回復させる効能をもちます。
EPA(エイコサペンタエン酸)
EPAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効能をもちます。
また、血管を丈夫にし、血液の流れをよくする効能ももちます。
どんな効果を期待できる?【うなぎを食べるメリットまとめ】
うなぎを食べるとどんなメリット(効果)があるのか?
うなぎに期待できる効果を簡単に紹介します。
- 疲労回復効果
- 風邪の予防
- 生活習慣病の予防
- 集中力の向上
- 美容効果
疲労回復効果【うなぎに期待できる効果】
うなぎに含むビタミンB1の乳酸を除去する効能や、ビタミンB2の代謝を促進させる効能は疲労回復が期待できます。
また、ビタミンAの目の働きを良くする効能によっては視力低下を防いだり、眼精疲労の回復効果が期待できます。
風邪の予防【うなぎに期待できる効果】
うなぎに含むビタミンAの粘膜を潤わせる効能は、ウイルスや細菌の進入を防ぐ役割があります。
そのため、風邪の予防に効果が期待できます。
また、ビタミンAとビタミンEの免疫機能を高める効能によっては風邪の予防だけでなく、ガン予防にも効果が期待できます。
生活習慣病の予防【うなぎに期待できる効果】
うなぎに含むDHAやEPAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効能があるため、血流をよくします。
その結果、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞といった生活習慣病の予防に効果が期待できます。
また、ビタミンEの抗酸化作用によって悪玉コレステロールの酸化を抑える効能も、生活習慣病の予防に効果が期待できます。
集中力の向上【うなぎに期待できる効果】
うなぎに含むDHAの効能により脳細胞が活性化されることは、集中力や学習能力の向上効果が期待できます。
また、ビタミンB1の糖質をエネルギーに変える効能も、集中力の向上に効果が期待できます。
美容効果【うなぎに期待できる効果】
うなぎに含むビタミンAの効能により皮膚の潤いを保つことは美肌効果が期待できます。
また、ビタミンB2の皮膚や粘膜、髪、爪などを保護する効能によっても、美容効果が期待できます。
他にも、ビタミンEの抗酸化作用が細胞の老化を防ぐため、シワを予防したり肌ツヤがよくなる美容効果も期待できるでしょう。
最後に
うなぎに含まれる栄養素の効能や効果についてまとめました。