妊婦はサーモンを食べると危険?【妊娠中の食事(魚介類)の注意点】
「妊娠中にサーモンって食べても大丈夫なのかな?」
「妊婦がサーモンを食べると何かデメリットが発生する?」
妊娠中に魚を食べてはいけない、と
よく聞きますが、それに関しては
お魚の種類によって異なります。
この記事では
妊婦がサーモンを食べると危険なのか?
妊娠中にサーモンを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
妊婦はサーモンを食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦はサーモンを食べてOKです!
むしろサーモンには、妊娠中に必要な
次の栄養素がたくさん含まれています♪
また、サーモンには胎児の成長に必要な
DHAやEPAなどが、他の魚よりも多く
含まれていることも大きな魅力です♪
妊婦がサーモンを食べる時の注意点
栄養豊富なサーモンですが、
妊娠中に食べる時の注意点があります。
それは、調理方法です。
妊婦さんは、サーモンを
生や燻製の状態で食べることは控えましょう。
何故なら、サーモンは他の魚と比べても
リステリアという細菌が多く潜んでいるのです。
厚生労働省では、
気を付けるべき食品として
スモークサーモンを挙げています。
◆リステリア食中毒の主な原因食品例
- 生ハムなどの食肉加工品
- 未殺菌乳、ナチュラルチーズなどの乳製品(加熱をせずに製造されるもの)
- スモークサーモンなどの魚介類加工品
リステリア菌は、通常ではそこまで
警戒する細菌ではないようですが、
厚生労働省では、妊婦さんが感染した場合、
流産や新生児に影響が出ることがあると説明しています。
妊婦、高齢者や免疫機能が低下している方(抗がん剤治療中やHIVエイズの方など)は、少量のリステリアでも発症し、敗血症や髄膜炎など重篤な状態(リステリア症)になることがあり、海外では死亡例も確認されています。
特に、妊婦が感染すると、リステリアが胎盤や胎児へ感染し、流産や生まれた新生児に影響がでることがあります。
お寿司でも、サーモンを
好きな人って多いと思います。
それでも、妊娠中の方は
サーモンをしっかり加熱した状態で
食べることをおすすめします。
ちなみに、寿司などで
「炙りサーモン」もあったりしますが、
表面しか熱が入っていないので、これも
十分に加熱しているとは言えません…。
最後に
妊婦がサーモンを食べると危険なのか、
妊娠中にサーモンを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!