妊婦がシナモンを食べると危険?【妊娠中の食事の注意点】
「妊娠中にシナモンって食べても大丈夫?」
「妊婦がシナモンを食べちゃダメって本当?」
お菓子やパンのアクセントに使われる
”シナモン”は、妊娠中に食べても
体に悪い影響などはないのでしょうか?
この記事では
妊婦がシナモンを食べると危険なのか?
妊娠中にシナモンを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦がシナモンを食べても大丈夫?
結論から言いますと、妊婦さんは
シナモンを適量であれば食べてOKです!
シナモンとは
クスノキ科のセイロンニッケイの芽が
出始めた若い枝の樹皮を発酵乾燥させて
作ったスパイスの一種です。
肉桂(ニッケイ)とも呼ばれ、
数千年以上も昔から使われています。
シナモンには、次のような栄養が含まれています。
- ビタミンB1(チアミン)
- ビタミンB2(リボフラビン)
- ビタミンB3(ナイアシン)
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄分
- 亜鉛
- マンガン
生薬としても使われるシナモンは、血糖値の上昇を抑えたり、自律神経の乱れを改善するなど妊婦さんにとって嬉しい効果も期待できます。
妊婦がシナモンを食べる時の注意点
シナモンは健康に良いとされていながら
妊娠中は食べてはいけないという噂もあります。
それは、シナモンに含まれる次の成分が原因です。
- シンナムアルデヒド
- クマリン
シンナムアルデヒドは、
シナモン特有の刺激の元となる成分です。
妊婦さんがシンナムアルデヒドを
過剰に摂取すると子宮に刺激を与えて
子宮を収縮させる恐れがあるとされています。
もう一つのクマリンは、妊娠を問わず
過剰摂取すると肝障害を引き起こす場合があります。
しかし厚生労働省などでも、妊娠中に
シナモンを食べてはいけないという
注意喚起は出ていませんので、適量であれば
妊婦さんが食べても問題ないと言えます。
海外の研究結果では、
50kgの体重の人ならば50mgまで
シナモンを摂取しても問題ないとしています。
妊婦さんはシナモンを使ったシナモンロールや
シナモンをサプリメントから摂取することなどは控えましょう。
最後に
妊婦がシナモンを食べると危険なのか
妊娠中にシナモンを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきました。
シナモンが大好きな妊婦さんも
シナモンはリラックスするための
香りづけ程度で楽しみ、毎日過剰に
シナモンを食べることは控えた方が良いかもしれませんね。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!