妊婦が納豆を食べると危険?【妊娠中の食事の注意点🥢】
「妊娠中に納豆を食べても大丈夫?」
「妊婦が納豆を食べるデメリットってある?」
”納豆(なっとう)”は、妊娠中に食べても
体に悪い影響などはないのでしょうか?
この記事では
妊婦さんが納豆を食べると危険なのか?
妊娠中に納豆を食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦が納豆を食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんは納豆を食べてOKです!
妊娠中に納豆を食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
※納豆には、次のような栄養素が含まれています。
- タンパク質
- イソフラボン
- ナットウキナーゼ
- ビタミンK2
- ビタミンB2
- ビタミンB3(ナイアシン)
- ポリアミン
- 納豆レシチン
- カルシウム
- 食物繊維
- セレン
- ビタミンB9(葉酸)
- 鉄分
- オリゴ糖
- ポリアミン
納豆の栄養素の効能や効果は
妊婦さんの体にもメリット満点です。
例えば納豆には、納豆にだけ含まれている
特別な栄養素「ナットウキナーゼ」があります。
このナットウキナーゼは
血液をサラサラにする作用があるので
血管の中の血栓を予防したり、
血糖値を下げて心筋梗塞や脳梗塞を
防ぐ効果などが期待できます。
そのため、妊婦さんにとって納豆は、
妊娠高血圧症候群になりやすい妊娠後期などに
ぜひ食べて頂きたい食材なんです♪
妊婦が納豆を食べる時の注意点
妊婦が納豆を食べる時には
次のことに気をつけましょう。
- 大豆イソフラボンの過剰摂取
- タレや卵に注意
これらの注意点について以下で解説していきます。
大豆イソフラボンの過剰摂取【妊婦が納豆を食べる時の注意点】
妊娠中、1度にたくさんの納豆を食べたり
他のサプリメントと併用したりすると
大豆イソフラボンを過剰摂取してしまい
妊婦の体に害を及ぼすリスクが高まります。
栄養豊富な納豆ですが、食べ過ぎや、
大豆イソフラボンのサプリメントとの併用は控えましょう。
妊娠中の妊婦さんの体の中では
胎児の成長や母体をサポートするために、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンという
2つのホルモンが重要な役割を果たしています。
大豆イソフラボンは、
卵胞ホルモンと構造が似ていることから、
大豆イソフラボンを過剰に摂取すると、
卵胞ホルモンの量だけが増加してしまいます。
そうなると卵胞ホルモンの働きだけが強くなり
ホルモンバランスが崩れてしまうリスクが発生。
その結果、胎児の発育に悪影響を与える
可能性があると言われているのです。
そのため、厚生労働省では
日常生活での大豆の摂取に加えて
大豆イソフラボンのサプリメントとの
併用は控えるようにと説明しています。
妊婦についてはどのくらいの大豆イソフラボンの摂取であれば胎児に影響がないのか、現時点では科学的に明らかになっていません。
そのため、子どもや妊婦が、日常の食生活で食べている「伝統的な大豆食品」に加えて、特定保健用食品などにより、日常的な食生活に上乗せして大豆イソフラボンを摂取することは、推奨されていません。
タレや卵に注意【妊婦が納豆を食べる時の注意点】
妊婦さんが納豆を食べる時は
タレや卵に注意しましょう。
まず納豆のタレは塩分が高いです。
毎日納豆にタレをかけて食べ続けると
塩分の摂りすぎになる恐れがあります。
タレを半分の量に抑えることがオススメです♪
また納豆に生卵をかけて食べる人もいると思います。
しかし妊娠中に生卵を食べると
サルモネラ菌などの食中毒を
引き起こすリスクがあります。
できるだけ納豆に生卵をかけて食べることは控えましょう。
最後に
妊婦さんが納豆を食べると危険なのか、
妊娠中に納豆を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。